川崎フロンターレ 0014 catorceの中村憲剛インタビュー その3

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0014 catorce 中村憲剛インタビュー その3

3回目になってようやく攻撃の話になりました。今回は守備から離れて、攻撃、育成、ポジショニングと多彩なテーマで進んでいます。

「全部自分の思い通りの画になった」多摩川クラシコでの得点シーン。なぜ左足でのラストパスを選択したのか?【中村憲剛インタビュー3/4】

第33節FC東京 多摩川クラシコ

まずは第33節多摩川クラシコについて話が進みます。

すべてが自分の思うように動いた

この話は他のメディアでも聞いたことがありましたが、中村選手は以下のように言っています。

相手FC東京の選手も含めすべてが自分の思うように動いた

こんなこと言われたらFC東京のディフェンス陣は堪りませんね。相手からは相当な反感をもらいそうな発言ですが、嫌みがないところは中村選手が他チームも含め多くの選手からリスペクトされている理由でしょう。

このシーンはフィールド上につるされたワイヤーカメラからの、あたかもビデオゲームのような映像で印象に残っています。

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番組のなかでは戸田氏が「FC東京との多摩川クラシコ、、」と言った瞬間に、中村選手は戦術ボードにその時に選手のポジションを再現していました。一瞬でそのシーンが頭の中から現れてくるのですね。プロ選手としては当たり前のことなのでしょうか。

育成について

止める・蹴るに対するこだわり

戸田氏からボールを止める・蹴ることへのこだわりを聞かれて、中村選手はこう答えています。

体の小さい自分は相手に体を寄せられるとボールを奪われることが多く、相手が来る前に時間を作る必要があった。時間を作るには、ボールを止めることとポジショニングが大事だった。

子供の頃から工夫して自分のスタイルを確立していったことが分かります。逆に体が大きい選手だったらこういう考えにはならなかったとも。

自分で考えた子供の頃

子供の頃から自分で考えてプレーしてきた中村選手ですが、最近の指導方法は、コーチが言いすぎていることも多いのではないかと懸念しています。具体的にああしろ、こうしろではなく、考えろ、と指導することが選手の育成に良いとの考えです。

指導者でもある戸田氏の興味

面白かったのは、戸田氏の以下の質問に関するやりとりです。戸田氏は以下のような質問をします。

ボールを止めて短い時間で蹴る、ことができる為にどのような練習をしているのか?ボールをコントロールする時はゆっくりとプレーするとか、、、

指導者でもある戸田氏が練習方法に興味を示しています。戸田氏は2018年慶応大学ソッカー部の指導者として指導者キャリアをスタートしています。なんらかの手がかりを探り出そうとしています。

戸田和幸連載「指導者として」 - スポーツナビ
スポーツナビで連載している戸田和幸氏の連載「指導者として」の一覧ページです

中村選手は特別なことはしていないとつれない回答をします。

練習中は集中している。ボールが来るときには止まっていることを心がけている。

天才には取り付く島がない、いや、努力家には取り付く島がない。

ポジショニングについて

第3回の最後のテーマはポジショニングです。中村選手は以下のように言います。

ボールに寄りたくなるけどわざと反対側にいるようにしている。バルセロナのイニエスタとシャビのポジショニングのポジショニングをずっと見ていた。

ボールに寄らずにあえて反対側にいることで相手のマークを引き連れてくることができれば、中村選手以外に空きができると。

フロンターレでこれをやるようになったのは2017シーズンぐらいからでしょうか。それまでは中村選手がボールに絡まないとゲームを作れないチーム状態だったような気がします。敢えてボールに関与しなくても中村選手以外の選手で攻撃を作れるようになったのはチームとしての成長です。

そういえば2018シーズンは中村選手が絡まない得点も多く見られました。

戸田氏の本音

戸田氏が最後にポロッと言っています。

一度でいいから憲剛と同じチームで一緒にやってみたかった。

これ以上ないぐらいの褒め言葉で第3回は終了しています。

せっかくなので戸田氏の書籍の紹介をします。

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