川崎フロンターレ 0014 catorceの中村憲剛インタビュー その4

サッカー戦略スポーツ

0014 catorce 中村憲剛インタビュー その4

中身の濃い番組も最終回を迎えました。今回のテーマは「立ち位置が抜群すぎてちょっと引く」あの選手、マンチェスター・シティ、サッカー観戦術と想像力の養い方、です。

「立ち位置が抜群すぎてちょっと引く」あの選手、マンチェスター・シティ、サッカー観戦術と想像力の養い方、JリーグMVP、中村憲剛が全てを語る。【中村憲剛インタビュー4/4】
0014catorceのメンバーが注目の人物にインタビューをする、「THE INTERVIEW」。 今回は、川崎フロンターレの中村憲剛選手をゲストに迎え、中西哲生、戸田和幸がお話を伺います。 第4回(全4回)の「「#2-(4)」は、中村選手が「立ち位置が抜群すぎてちょっと引く」と話すあの選手、戸田和幸が「あそこま...

ポジションの取り方

動きすぎないポジショニング

中村選手が、ポジションの重要性と動きすぎないことの重要さについて、バルセロナとマンチェスター・シティについて選手のポジショニングについてとても嬉しそうに説明します。海外サッカー好きの人にも楽しい話だと思います。

フロンターレは、決まった形がなく前線の選手が自由に動いているが、それはそれでありだと思う。登里や家長などポジショニングの重要性を理解している選手が多い。

確かに登里選手のポジショニングは見ていて面白いです。特に攻撃的なMFとして出場しているときはセンターフォワードじゃないのかと思うようなポジションにいるときもあって、うまい具合に相手のマークから外れて浮いています。

平面にいること

戸田氏が面白い質問をしています。

試合中ピッチで平面でプレーしていて見ているものと、フィールド全体を上から見ているものとどのぐらい誤差があると思う?

中村選手はこのように答えています。

見えるものは自分の目線からの映像だが想像はできる。その想像力を養うものは試合を見ることだと思う。相手チームの戦術や選手の癖を理解することなど事前に準備をすることで想像することはできる。

中村選手の海外サッカーの解説時にも、その広く深い知識とプレーについての説明を聞いているとサッカー本当に好きなのだなと感じます。J2の試合も全部見ているとの話も聞いたことがありますが、見ることでいろんな場面を頭の中で想像できるようになってきたのでしょう。先日、阿部選手と斉藤選手のサッカーゲームでの対戦が映像でアップされていましたが、中村選手も強いのでしょうね。

アジアでの戦いについて

戸田氏からアジアでの戦いはどう考えているのかとの質問に対して、中村選手は以下のように答えています。

アジアのほうがやりやすい。2017シーズンの広州恒大と試合でもハーフコートでゲームを進められていた。瞬間の強さや早さはあるが、それを無効化する試合運びはできるし、道筋は見えている。

頼もしい言葉です。2018シーズンはあっけなく終わったACLへの挑戦でしたが、2018シーズンを通してチーム力はとても上がってきたと思います。家長選手のフィット感も2018シーズン当初と後半では全然違うと思います。2019シーズンのACLでは熟成したフロンターレの力を見せてくれるでしょう。

中村選手の今後に期待するもの

中西氏は、中村選手に監督を期待すると発言すると同時に、戸田氏の監督像について質問します。

戸田氏の監督像

戸田氏が自分がなりたい監督像を示します。

リアリストなので預かった選手とチームで勝てるものを見つけるようにする。そのなかで新しいものを作り上げたい。ひたすら勉強です。個人の成長のために選手の知らないものを見せてあげることが重要。ただ、中村選手のような選手には指導することはもうない。

中村選手の変化について

中西氏が中村選手はここ数年で変わってきていると思うと発言し、本人としては自覚はあるのかとの質問に対し、中村選手は以下のように答えます。

今日話したことがすべてです。今年はプレーしていて楽しかった。どこのポジションにいてもチームは成立していた。

中村選手がひとりだけ理解していてもダメで、チームメイトも同じように理解し同じ目的のために行動できなければ、楽しい時間を過ごせないでしょう。中村選手の成長もあったと思いますが、それ以上にチームメイトの成長がフロンターレを強くした大きな理由ではないかと感じました。

この番組の魅力

0014 catorceに深く関与している中西哲生氏のプロデュース能力には敬服します。もちろん戸田氏のアイデアでもあると思いますが、このような企画を実現したことは素晴らしいと思います。ただ、個人的には戸田氏と中村選手の1対1の対談形式で聞きたかったと思いました。

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