ACL-02節 アウェイ蔚山現代戦 そろそろ学ぶ時期か 

ワルンタ01ACL

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試合情報

2018年 ACL 第2節

2018年2月20日 19:00KO
文殊フットボールスタジアム
蔚山現代 vs 川崎フロンターレ

試合結果

蔚山現代 2-1 川崎フロンターレ
得点者
チョン ジェヨン(42分、蔚山)
イ ヨンジェ(66分、蔚山)
知念(85分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 阿部 大久保 家長
3列目 大島 ネット
4列目 車屋 谷口 奈良 守田
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

登里 in、阿部 out(65分)
知念 in、大久保 out(71分)
森谷 in、ネット out(81分)

試合内容

まずはお詫び

前回の投稿で蔚山現代戦のスタメン予想をしました。その中で家長選手が日本にとどまっている模様といいましたが間違っていました。お詫びいたします。

間違った理由としては、公式Twitterと選手のブログより、スタメン11人とベンチ7人の合計18人が蔚山遠征に同行していることが確認出来たため、それで全員であると思ってしまいました。しかし、実際にはスタメンとベンチに加えて予備メンバーの合計19人を連れていったようでした。

またしても先に失点

失点は前半42分に右サイド奥に追い込まれていた守田選手がボールをフィード出来ず、ごちゃごちゃしている間に相手に奪われてミドルシュートを入れられてしまいました。シュートはうまかったです。

それまでも右サイドからのカウンターや豊田選手を狙った前線へのフィードからチャンスを作られていましたが、なんとか耐えていました。そんななかで前半終了間近のミスからの失点でしたので、選手には堪えたでしょう。

こうなると2018シーズンの負けパターンです。ミスも絡んで2失点となりました。知念選手の得点もありましたが力尽き敗戦でした。

フロンターレ対策

自陣に押し込まれては失点の可能性が大きくなる相手は、まず最前線でチェックを行いボール奪取を狙います、それがかなわない場合は、ブロックを作って自陣ディフェンシブサードにいれないように守備をしてきます。引いてブロックを作るといっても”べた引き”するわけではありません。

フロンターレは今シーズンの3戦ともアタッキングサードに入る機会が少ないと思います。アタッキングサードに入ってこそパス攻略が効果的になるのです。そこに達するまでにボールをロストしていますので、得点が遠く感じられるのだと思います。

ボールロスト

ボールロストにも二つのタイプがあると思います。自陣深い場所でロストする場合。保持していてハーフラインあたりまで上がっていけるけれど、そこからアタッキングサードに入る時にボールロストする場合。この2つのロストは明らかに違いがあります。

前者は蔚山現代戦の失点につながったパターンです。上海上港戦の失点も同じです。つなぐことにこだわりすぎてしまうもので、改善はしやすいのではないでしょうか。どうしてもつなごうとする意識がはたらいてしまうのでしょうが、大きなクリアなど簡単なプレーをすべきです。

後者は、縦パスを入れようとしてロストするパターンです。ボランチが縦パスを入れるのはフロンターレの特徴ですが、引かれた相手にインターセプトされてしまうパターンが多いと感じます。そこからカウンターを受けるパターンがあるため、見ていてい悪い印象として残ります。

得点のにおいがしない

得点のにおいがしないのは、敵陣深いところまでボールを運ぶ機会が少ないためです。現時点で重要視すべき点は、アタッキングサードまで運んで、そのエリアでボールをコントロールすることでしょう。そこまで運べれば、パスでの攻略が効果的になりシュートの機会が増えてくると思います。

シュートの機会が増えてくれば得点も増えてくる筈です。打ったシュートが入らなければ、それはまた別の問題です。技術を上げるのみです。

アタッキングサードへの侵入

簡単にアタッキングサードに入ることが出来ればいいのですが、相手もそれを防ぐために最大の努力をしてくるでしょう。単純な攻略方法の繰り返しではなく、バリエーション豊かにトライしてもらいたいし、それが出来る選手たちと思います。

縦パスによる侵入

アタッキングサードへの侵入で縦パスが有効なのは、早めに入れる縦パスです。相手がブロックを作る前に前線の選手に入れるものです。大久保選手の移籍最初のシーズンである2013シーズンや2014シーズンには、早めの縦パスから大久保選手のミドルシュートが決まったシーンをよく見ました。

その後攻撃の組み立てがだんだんスピードダウンし、早い攻撃が少なくなってきました。風間監督が言っていたように「最初に一番遠くの選手を見ろ」、また、大久保選手が言う「早く前に入れろ」ということが出来るようになればいいのですが、その意識を再び持つことが出来るでしょうか。

サイドからの組み立て

相手が中央を固めて来ますので、サイドに基点をつくり相手を広げることも効果的だと重います。そのままサイドから攻撃を続けても良いですし、再度中央にパスを戻して、相手のブロックを横に動かすことでずれが生じるのを待つことが出来ます。

ボランチを経由しない組み立て

大島選手、ネット選手に依存しすぎていることは以前の投稿で書きましたが、相手はこの二人を狙ってきています。ここは谷口選手と奈良選手も前線へのフィードの役割を担ってもらいたいと思います。

この二人は前線へのフィードが出来る選手です。今は近くにいるネット選手を探しネット選手にあずけて役割を終えてしまっている印象があります。「ボールを持ったらまず遠くを見る」原則に戻り、前線にあいている選手がいればすぐにフィードする意識を持ってほしいと思います。

相手を走らせる

上に述べたやり方がすべてうまくいくわけではないと思いますが、これらにトライすることで相手を動かすことが出来ます。相手の体力を消耗させ後半に得点するのもフロンターレの一つの強みだったと思います。

ボールを握ることとゆっくり攻撃することは別です。いまはボールを握ることがゆっくり攻撃することになってしまっています。意識を変えれば出来る選手たちです。鬼木監督の手腕も期待したいと思います。

雑感

  • 守田選手は引き続き見たいし、エウシーニョ選手を休ませる目処がついた
  • センターバックのバックアップを試すのはいつになるのか?
  • 好調な登里選手には怪我なくシーズンを過ごしてほしい
  • 小林選手は中央にとどまる役割には適さない
  • メルボルンに2勝が必要になったが、厳しいスケジュールの中でどう対応するのか、選手層の厚さの見せどころ

次の試合(Jリーグ 第1節 ジュビロ磐田 アウェイ)

1列目 小林
2列目 阿部 中村 家長
3列目 ネット 大島
4列目 車屋 谷口 奈良 エウシーニョ
G K ソンリョン

これが2017シーズンのチャンピオンチームです。これでだめなら新しい選手・フォーメーションを試す踏ん切りがつくのではないでしょうか。でも、まだまだ出来る選手たちと信じています。良い結果が出るよう応援します。

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