J1-04節 名古屋戦 遠くを見る目

ワルンタ01J1リーグ

試合情報

2018年J1リーグ 4節

2018年3月18日 19:00 KO
豊田スタジアム
名古屋グランパス vs 川崎フロンターレ

試合結果

名古屋グランパス 0 – 1 川崎フロンターレ
得点者
大久保(65分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 阿部 中村 家長
3列目 大島 ネット
4列目 登里 車屋 谷口 エウシーニョ
G K ソンリョン

フロンターレ交代選手

大久保 in、家長 out(65分)
知念 in、中村 out(85分)
守田 in、エウシーニョ out(88分)

風間監督2年目のグランパス

風間監督の試合後のコメントです。

非常に良い戦いを選手はしたと思います。ほとんど60分位は自分達のリズムで出来ましたし、(中略) ただゴール、シュートを決めるところ、そこのところは永遠の課題かもしれませんけど、そこのところをもっともっと厳密にやっていきたい。

どこかで聞いたことのあるようなコメントですが、この試合の60分ぐらいは自分たちのペースだったと認識しているようです。私は試合を通してフロンターレのペースであり、名古屋の評価はそれほど高くありません。名古屋について気づいた点は以下通りです。

  • プレッシャーを受けるとミスが多発する
  • 引いてブロックを作られると攻撃の手がなくなる
  • 結局は個人頼み(青木選手、ガブリエルシャビエル選手)

これはフロンターレが抱えていた(未だに抱えている)課題と同じです。今シーズン第3節までフロンターレと同じ相手に同じ結果を残しているということも偶然ではないでしょう。磐田もガンバ大阪も前線からかけるプレッシャーは弱いですから。

風間監督が率いて2年目ということで、まだチーム力には大きな差があると思いました。ただ若い選手を積極的に使っていますので、成長のスピードは速いかもしれません。次戦を楽しみにしたいと思います。

辛抱 → 得点 → カウンター

試合開始後、グランパスはボールを所持しゲームコントロールを試みますが、徐々にフロンターレの早いプレッシャーに苦戦していきます。フロンターレはボール奪取後のショートカウンターから攻撃をしますが、うまくゴールにつながりません。それでも5分も過ぎないうちからフロンターレペースになったといえます。

攻撃はするものの得点まで至らずにいましたが、相手ボール時には、早めのプレッシャーで相手の攻撃を刈り取り続けます。ピンチとなったのは自らのミスぐらいで大きな破綻はきたしていなかったといえるでしょう。

得点シーンの中村選手の機転はさすがでした。レフリーの笛が鳴って即FKを蹴ったため、相手に選手交代で入った大久保選手に対する準備をさせる間を与えませんでした。

リードした後に得点できないのは課題といえますが、よく辛抱して勝利しました。内容的には完勝といって良いと思います。

遠くを見る目

この試合で感心したのは谷口選手です。ジョー選手とのマッチアップに負けていなかったという守備の面もそうですが、それ以上に攻撃の組み立て面で輝いていました。

ショートパスをつなぐのがフロンターレの特徴ですが、風間監督の残した言葉に、最初に一番遠くの味方をみろ、というのがありました。ボールを持った時に遠くの味方にボールを運べるのならそれを選択するように、との意味です。

今シーズン谷口選手は相手の裏へのフィードだけでなく、降りてくる前線選手へのパスが増えてきているように思います。前線の選手のボールを受ける動きが良くなっていることもあるでしょうが、パスを出すには谷口選手がそこを見ている必要があります。この試合は特に谷口選手の遠くを見る目が良かったと思います。

これが出来るようになれば、フロンターレの攻撃はボランチの2人から始っていたのが、これにDFの選手も加わり幅がでてきます。谷口選手は以前から攻撃組み立ての能力を示してきましたが、ますます楽しみになってきました。

雑感

  • 登里選手と大島選手は継続的に高いパフォーマンスを示している
  • ハリルには期待しないが、W杯後は谷口選手は日本代表DFの中心になるのではないかと思わせる好パフォーマンス
  • 家長選手は疲れている筈なのに、メリハリをつけて頑張っていた
  • ミスが少なくて安心できる現在の最終ラインはベストの選択
  • ネット選手は狙われていた、チームとして対応を考えないと

次節

3/31 J1-05 サンフレッチェ広島戦 ホーム

しばらく間があきますが、フロンターレでは連戦出場の3人が日本代表に呼ばれており疲れをとる間もないでしょう。他のメンバーの底上げが必要です。そろそろ斉藤選手復帰のニュースも期待したい時期です。

好調な広島相手とはいえホームゲームで負けるわけにはいきません。今シーズンはずっと首位をキープするために勝利してもらいたいと思います。

コメント