川崎フロンターレ 3連覇を目指せ ポジション別考察 ボランチ編

ワルンタ01スポーツ

リズムを壊さない選手

フロンターレに限らず選手の獲得や退団の情報が出回っています。フロンターレはいつものように獲得情報について事前に漏れることもなく静かに進めているようです。不確定な情報に右往左往することもないので、このやり方には好感が持てます。
 
フロンターレの選手獲得で重要なことはリズムを壊さない選手を探すことだと思います。現在のフロンターレの試合運びは、チーム全体でボールを回しながら相手の隙を探し、時には隙を強引に作りだし、そこを突いて攻撃を仕掛けます。攻撃でも守備でもチーム全体がそのときにやるべき事を理解してプレーをしていることが多いです。
 
例えば、攻撃時に闇雲に突っかけてボールを奪われてしまうとか、ディフェンダーが余裕があるのに大きなクリアをしてしまうとか、このようなプレーはチームのリズムを崩してしまいます。もちろんリスクを冒して攻撃すべき瞬間はありますが、そのような時も守備の準備が必要なためチーム全体の意思が統一されている必要があります。
 
2017シーズンに移籍してきた阿部選手も家長選手もこの点は素晴らしい判断を見せてくれています。試合の流れの中でチームがどうすべきか理解しそれを実行しています。サッカーインテリジェンスが高いとでも言いましょうか。今更ながら素晴らしい補強をしたと思います。
 
このシーズンオフにどのような選手と獲得してくれるのかとても楽しみです。

ボランチ編

ボランチは2018シーズンに所属している6人に2019シーズン入団予定の原田虹輝選手を加えて7人です。
年齢
(1/1基準)
選手
30森谷賢太郎
27下田北斗
25大島僚太
23守田英正
23カイオセザール
20田中碧
18原田虹輝
選手層が薄かったと思われたボランチですが、エドゥアルドネット選手がシーズン途中で移籍したにも係わらず、破綻なくシーズンを終了しました。守田選手の台頭のおかげですが、下田選手、田中選手もそれなりにやれる爪痕を残しました。
 
大島選手と守田選手については触れるまでもないでしょう。2019シーズンも主力として活躍してくれることに少しも疑問を持っていません。とは言え2人で長いシーズンをまかなえることはできませんので、次に続く選手達の活躍が必要です。
 
実績としてある程度のプレーを期待できるのは森谷選手と下田選手です。しかし森谷選手は大きな怪我の為、7月11日の天皇杯水戸戦でのプレーを最後にシーズンを終えています。森谷選手も30才になりましたが怪我から復活してどのくらいプレーが戻ってくるのか見守りましょう。
 
下田選手は大島選手と守田選手が怪我で欠場した時に出場しうまくチームに溶け込んでプレーできていました。札幌戦のゴールは下田選手の特徴である豊富な運動量が発揮されたものです。その後の試合のどこかでミドルシュートがひとつでも決まっていたらと思いますが、それは来シーズンに期待します。
 
最終盤にきて台頭してきたのは田中選手です。J1リーグ26節の札幌戦まではカップ戦も含め出場機会がなく全く未知の選手でした。ところが初出場でゴールを決めてチャンスを広げ、そのうえ優勝が早い時期に決まったことで最後の2試合には先発出場を果たしました。プレーぶりはとても落ち着いていて回りがよく見えていました。ひょっとすると大化けするのではないかと思います。
 
カイオ選手は情報もなく全く分かりません。契約更新されるのでしょうか。
 
もう一人忘れてはいけないのが、2019シーズンに入団してくる原田選手です。高卒なので最初は体作りからになるでしょうが、いつデビューを果たすのか期待が高まります。
 
こう見てくるとボランチにはそれなりの人材が揃ってきたと思いますし、それも若手が多くて良い選手構成になっていると思います。ボランチはフロンターレの肝です。充実した選手層のなかで切磋琢磨してレベルを上げていってもらいたいです。
 
(つづく)

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