ACL-01 上海上港戦 パスすら回せなくなってきた

ワルンタ01ACL
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試合情報

2019年ACL 第1節

2019年3月6日 日本時間20:30 KO
上海体育場
上海上港 vs 川崎フロンターレ

試合結果

上海上港 1-0 上海上港川崎フロンターレ
得点者
フッキ(89分、上海)

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 長谷川 中村 家長
3列目 大島 守田
4列目 車屋 谷口 奈良 馬渡
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

登里 in、馬渡 out(50分)
阿部 in、長谷川 out(79分)
ダミアン in、守田 out(90分)

パスすら回せなくなってきた

パスすら回せなくなってきた

前半ゲームの入りで上海上港が様子を見ているうちにゴールを決めておかなければいけない試合でした。上海上港の前線の選手達がのんびりと構えている間は、こぼれ球も拾えていましたし、連続して攻撃することができていました。でもそれは最初の15分で、次第にイーブンな試合に移っていったといえます。

フッキ選手など個の力に秀でている、力強い選手がいるチームと戦うと、フロンターレの選手達の推進力のなさが際立ちます。その代わりチームとして前に進む工夫をしないといけないのだと思いますが、得点は遠い感じでした。

今シーズンに限った事ではありませんが、雑なプレーが目立ってきました。シュートや崩しのパスが雑になることは昨シーズンも見られましたが、今シーズンは組み立てのパスも雑です。途中でカットされることも多く、また、ボールコントロールのミスも見られるようになってきました。最後のシーンだけでなく攻撃の組み立てでミスが目立っているのは大変心配です。

もっとシンプルに攻めることを考えた方がよいと思います。長谷川選手のヘディングシュートも、早めに家長選手にボールが入って、相手の中盤の選手が戻りきらないうちにセンタリングをあげたものでした。目指すべきは2018シーズン第33節FC東京戦の2得点目です。シンプルで素早い攻めで得点することができるのですから。

先発メンバーの変更

ダミアン選手と右サイドバックの2つの異分子の化学反応を期待して、Xerox Super Cupから試合を重ねてきましたが、この試合ではダミアン選手を先発から外しました。化学反応を待てなかったのか、それとも、昨年悔しい思いをした選手達の勝ちたい気持ちに期待したのでしょうか。

2つの異分子のうちのダミアン選手を外して起用されたのは、これも異分子と言える長谷川選手でした。昨年来、異分子が化学反応を起こせていないため、どうなることかと思いましたが、それほどチームとしては破綻していなかったと思います。馬渡選手が早い時期に登里選手に交代したからかもしれません。あるいは、小柄な長谷川選手の動きに大柄な上海上港の選手達が手こずっていたからかもしれません。

勝てなかった以上、ダミアン選手を外して長谷川選手を起用した影響はクローズアップされます。先発から外された選手も心配ですが、その代わりに起用されなかった選手も気になります。鬼木監督のマネージメント力が試されます。

CBの安定した守備

中盤でのボールロストが多かった試合でしたが、CB2人の安定した守備はこの試合の評価ポイントです。特にボランチの不安定な状態が続いていますので、暫くはCBにかかる負担が大きくなりそうです。エウケソン選手、フッキ選手を押さえ込んだことは、大きな自信になるでしょう。

FC東京、鹿島、そして上海上港と、いずれも強烈な特徴のある前線の選手達ですが、よく戦えていると思います。広いエリアをカバーしなければならないフロンターレのCBは、現在チームの拠り所となっているのは間違いありません。奈良選手も良かったです。

選手達の新しい試み

車屋紳太郎

2019シーズンに入って明らかに昨シーズンと異なると思えるのが車屋選手です。エウシーニョ選手を見ながらバランスを考えたポジショニングとは異なり、積極的に高いポジションを取ろうとしているのが分かります。

これまでは高いポジションを取ることが目的になってしまい、そこからの崩しの面では積極性が欠けていました。今シーズンまだ相手を置き去りにするプレーは見られませんが、周りの選手とも連携して崩そうという姿勢が見られます。

ダミアン選手が加入して、チームとしてサイドからの攻撃を活性化しようと考えているのです。近いうちに良い結果がでると信じます。

長谷川竜也

サポーターの気持ちを鷲掴みにする積極的な小気味よいドリブルで相手を翻弄する長谷川選手。今シーズン最初の出番はACL初戦の先発でした。長谷川選手のドリブルはいいアクセントになっていたと思います。

家長選手のセンタリングからヘディングシュートは、ゴールにならず残念でしたが、チャンスに長谷川選手は必ずゴール前に詰めています。試合に出場すればこのくらいはやれる選手です。

ただ、それ以上のものを見ることができなかったのも事実です。出場機会を大きく減らした昨シーズンから、今シーズンどれだけ試合出場時間を積み重ねられるのでしょうか。もっと早くボールをよこせ、ぐらいの強い気持ちでプレーしてもらいたい選手です。

大島僚太

Jリーグ第1節では大島選手が目立たなかったと書きました。第2節では鹿島の盾をフロンターレの矛が突き破れなかったと書きました。ACLでの大島選手については、「大島僚太はどこにいくのか」と書きたいと思います。

J1第2節の鹿島戦に引き続き、大島選手のパスミス、ボールコントロールミス、不思議な動きが目立っていました。中央を通そうとして出したパスが相手の選手に引っかかる回数が多くカウンターのピンチを招いていました。以前では見られなかったコントロールミスから相手に奪われたシーンもありました。集中力が欠けているような気がします。

攻撃時に味方選手とパスを交換するときに、相手が近くにいるもかかわらず味方選手に弱いパスを出して、その選手のプレーを窮屈にしてしまうこともありました。ボールを受けるためにパスコースを作る動きもできていないシーンもありました。

きれいに通ればゴールに直結するパスを狙いすぎているのか、早いタイミングでパスを通そうとしているのか、動きを止めることで相手から消えようとしているのか、相手のマークが厳しいなかで試行錯誤しているように見えます。新しいプレーとしては、長い距離を走って相手の裏に飛び出すプレーも見られます。

大島選手は昨シーズンまでのプレーから何か変化をもたらそうとしていると感じています。凡人の私にはまだ大島選手がどのようなプレーを目指しているのか、その行き先は見えませんが、今後の大島選手のプレーには一層注目していきたいと思います。

次の試合

J1リーグ第3節
3月10日(日)14:00 日産スタジアム
横浜Fマリノス

開幕後の最初の目標であったACLの初戦を主力メンバーを変更することなく戦い終えました。中3日で横浜との試合を迎えます。この試合の次は中2日でACLシドニーFC戦を控えていることもあり、大きく選手を変更してくると思います。新しい選手達がどんなプレーを見せてくれるのか、そのまま先発を奪ってしまうようなプレーを期待します。

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