J1-01節 FC東京戦 フロンターレへの刺客その1

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試合情報

2019年J1リーグ 第1節

2019年2月23日 14:00 KO
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ vs FC東京

試合結果

川崎フロンターレ 0-0 FC東京

フロンターレ先発メンバー

1列目 ダミアン
2列目 家長 中村 小林
3列目 大島 守田
4列目 車屋 谷口 奈良 マギーニョ
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

馬渡 in、マギーニョ out(56分)
斉藤 in、ダミアン out(73分)
知念 in、中村 out(81分)

フロンターレへの刺客その1 FC東京

今シーズンもフロンターレ対策は徹底される

フロンターレの3連覇を阻止するためにどのチームもフロンターレ戦には、これまで以上に対策を練り、ベストメンバーを当てくるシーズンになると思います。まずは強豪FC東京との試合になりました。

フロンターレの思うように攻めることができなかった試合だったと思います。その主な理由はFC東京のFW2人の運動量にあったと思います。永井選手が出場時間63分で30回のスプリント回数、ディエゴオリベイラ選手が87分で20回のスプリントです。この2人に追い回されて攻撃を落ち着いて組み立てられなかったということだと思います。

XEROX Super Cupでは、浦和レッズがすっかり引き込んで守備をしていましたので、最終ラインから余裕を持ちながら攻撃を組み立てることができました。FC東京は、2列目以降はしっかりとブロックを作りながらも、前線2人に積極的にプレッシャーをかけることを選択してきました。

長谷川監督のファーストブレークはそれほど多く見られませんでしたが、フロンターレの攻撃を封じ込めるには成功していたと思います。

とはいえ、全般を通じて守備の堅いFC東京相手にチャンスを多く作れていましたし、フロンターレのシュート数が11本に対してFC東京が5本でしたので、悪い試合だったとは思いませんでした。

サイドバックのバランスは試行錯誤が続く

ベストイレブン選出の選手が抜けた訳なので、その穴を埋めるのは時間がかかるのは当然でしょう。昨シーズンまではエウシーニョ選手の上がりを気にしながら車屋選手がバランス重視でいたように思いますが、この試合では車屋選手が早いタイミングで深い位置まで上がりボールを受けていました。ただ、コンビでも個人技でも相手を抜き去ることはできませんでした。

こうなると別の選択肢も考えたくなります。登里選手には車屋選手にはない、ポジショニングの妙があります。「そこにエウソン」の後を継ぐのは「そこにノボリ」だと思っていますが、試合で見てみたいと思います。

後半に斉藤選手が投入された後の左サイドはもう少し整理が必要に感じました、それぞれの得意な形を出すにはどうしたらよいのか、トレーニングではいろんなコンビで確認して欲しいと思います。

ボランチの工夫はまだまだ

ボランチの2人も窮屈にしていました。FWの2人ににらみを効かされていましたね。相手の両ボランチがしっかり真ん中を占めていましたので、結局両サイドにボールを配球することが多くなってしまいました。両サイドでは優位を保てませんでしたので、FC東京の思うように守られていたと思います。

しかし、守田選手はうまくなりましたね。その反面この試合ではボールを持ちすぎるきらいがありました。ボールを持っている時間が長いため相手に寄せられ、結果として体勢を悪くしパスの選択肢を減らしてしまう。こんなシーンが多く見られました。ボールを取れらないので良しとしますが、もっとシンプルにボールを回さないとテンポが悪くなってしまいます。

高い技術に裏付けされた安定感のある組み立てではありますが、時にはリスクを負った攻撃が必要になります。そこは永遠の課題と思いますが、極めてもらいたいと思います。

中央に陣取るレアンドロダミアン

フロンターレ得意の前からのプレッシャーがうまくかけられない試合になりました。浦和戦は出来過ぎだったと言うことでしょうか。FC東京の両サイドの久保選手と東選手がしっかりとボールをキープできていたことが大きかったと思います。

2試合しか見ていませんが、ダミアン選手は中央に陣取るタイプのようです。高さと決定力を期待されているのだと思いますが、ダミアン選手が真ん中に居座ることで、その周りの選手がこれまでとは異なる発想を持たないといけなくなりそうです。

以前には阿部選手をトップに据えてゼロトップ的で流動的なポジションチェンジを多用していましたが、ダミアン選手が出場している間はそのような攻撃はは少なくなるでしょう。どのようにダミアン選手を取り込んでいくのか鬼木監督の手腕が見所です。

次の試合

J1リーグ02節
3月1日(金)19:00 等々力陸上競技場
鹿島アントラーズ

開幕戦でまさかの大分に敗戦を喫した鹿島です。連敗のできない相手に強度の強い試合になるとことは間違いありません。鹿島の若い選手の勢いに圧倒されてしまうのか、ベテランの多いフロンターレが落ち着いた戦いでフィールドを制圧するのか。ACLにはもっと強い相手がまっています。しっかり勝ってACLに臨みましょう。

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