J1-06節 セレッソ大阪戦 ボランチの試練は続く

フロンタ01J1リーグ

試合情報

2019年 J1リーグ 第6節

2019年4月5日 19:00KO
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ vs セレッソ大阪

試合結果

川崎フロンターレ 1-1 セレッソ大阪
得点者
柿谷(22分、川崎)
知念(49分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

1列目 知念 
2列目 阿部 中村 家長
3列目 守田 田中
4列目 登里 谷口 奈良 鈴木
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

小林 in、知念 out(73分)
長谷川 in、中村 out(80分)
ダミアン in、阿部 out(88分)

ボランチ包囲網

囲まれるボランチ

大島選手の怪我によってボランチのファーストチョイスが守田選手と田中選手のコンビになることには違和感は全くありませんが、入団2年目の守田選手と弱冠20才の田中選手のコンビで破綻無く試合を進められることには驚きを隠せません。

2人とも驚きの成長スピードでフロンターレのサッカーにすっかり馴染んでいると思います。ただ、相手チームからすると、大島選手とネット選手のコンビや大島選手と中村選手のコンビに比べると、付け込む隙があると考えるのは自然なことです。

この試合でも、前線の3人とボランチの2人で守田選手と田中選手を囲むようにプレッシャーをかけてきました。そんな中でも積極的にボールに関与し、前を向いてプレーできていることには感心します。

囲まれてボール捌きを急ぐことに

囲まれると自然と早くボールを離したくなってしまうのでしょう。中央でゆっくりとできずに早めに縦パスをいれ、また左右に捌いてしまうプレーが多かったと思います。試合を通じてトランジションの早いゲームになっていました。

前へのパスも通していましたので悪いことではないのですが、もう少しゆっくりと相手を押し込むプレーを選択してもよい時間帯があったのではないかと思います。先に失点しまったこともあると思いますが、試合を通して急ぎすぎの印象を持ちました。

守備では詰めに甘さが残る

失点についてはボランチに守備に問題があったと言わざるをえません。C大阪の都倉選手の動きが奈良選手を外に引っ張ったこともありますが、柿谷選手への守田選手の寄せ方に問題がありました。自分でも分かっていると思いますので、良い糧としてもらいたいと思います。

失点に繋がったプレーもありましたが、全体としては2人のプレーには感心しています。できれば、中村選手や大島選手とプレーする時間が増えて、いろんなものを吸収してもらいたいところです。フロンターレはボランチが試合をコントロールしなければなりません。そこにこんなに期待を持てる若者2人がいることを嬉しく思います。

奮闘する選手達

鈴木雄斗

これで3試合連続でフル出場の鈴木選手。与えられたチャンスをつかもうとプレーしている姿勢には感動します。これまでの試合では、左サイドが活性化していて鈴木選手が目立っていた試合は少なかったと思いますが、漸く右サイドにもボールが回ってくるようになってきました。

右サイドのプレーは家長選手とのコンビが重要です。家長選手の独特のプレーに慣れて、鈴木選手の力強い突破力が加われば右サイドも相手に脅威を与えられるのではないかと思います。

CFからのこぼれ球のプレーだったと思いますが、鈴木選手が左サイドからセンタリングをあげたプレーがありました。精度の高いセンタリングをみて、左SBも務められるのではないかと感じました。緊急時には出番が来るかもしれません。

奈良竜樹

私はJ1リーグ開幕戦での奈良選手のプレーに注文を付けました。実際にはプレーではなく、レフリーとのコミュニケーションについての注文ですが、その後落ち着いてプレーしているように思います。若いボランチ2人とのプレーになりましたが、最終ラインで慌てることなく落ち着いてプレーできていたと思います。

ロングフィードにもトライする今シーズンは、奈良選手の新しい面を見ることができています。昨シーズン逃したベストイレブンに選ばれるぐらい攻守に活躍することを期待します。

次の試合

ACL-MD03
4月10日(水)19:00 
蔚山文殊フットボールスタジアム
蔚山現代

アウェイの蔚山現代戦ですが、勝ち点1を持って帰ることができれば、今後のACLの戦いが楽になると思います。とは言え、蔚山現代は上海上港に勝っていますので、油断はできません。打ち合いに持ち込まずに、試合をコントロールできれば大丈夫なはずです。

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