J1-10節 ベガルタ仙台戦 この戦いに異議なし

ワルンタ01J1リーグ
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試合情報

2019年 J1リーグ 第10節

2019年5月3日 15:00KO
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ vs ベガルタ仙台

試合結果

川崎フロンターレ 3-1 ベガルタ仙台
得点者
小林(13分、川崎)
長谷川(37分、川崎)
小林(53分、川崎)
大岩(69分、仙台)

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 長谷川 脇坂 斉藤
3列目 守田 田中
4列目 登里 谷口 ジェジエウ 馬渡
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

守田 in、大島 out(72分)
脇坂 in、山村 out(77分)
小林 in、ダミアン out(88分)

ますは試合と直接関係のない話

仙台渡邉監督

最初に試合と直接関係の無いことを少し触れたいと思います。まずは仙台の渡辺監督の試合後のコメントからです。フロンターレの2得点目がオフサイドだったことについてDAZNの試合後のインタビューでこのように応えていました。

「VARが無いなかで我々には運が向かなかった」

監督としては精一杯のコメントだと思います。好感が持てました。

フロンターレも昨シーズン勝ち点を失う結果に繋がったオフサイド問題がありました。その時に鬼木監督は「これを言い訳にしてはいけない」と言って選手を鼓舞したと聞いています。

DAZN解説柱谷幸一さん

柱谷幸一さんの解説はとても良かったと思います。フロンターレのチームの強さのベースとなる点をきちんと説明していました。CBの高い技術のある故に両SBを高い位置におけるとか、ファーストタッチの重要性とか、パススピードが速いことで相手を置き去りにできるとか、昔ながらのサポには良く理解されているようなことでも、最近サポーターになった人にも分かり易いように丁寧に説明していました。

それ以上に好感が持てたのは、フロンターレの2得点目を、これはオフサイドですね。と断言した点です。画面を見ていて明らかにオフサイドでも、「微妙ですね」とか「難しいですね」などと言葉を濁す解説者が多い中で、見ていて気持ちが良かったです。

あのプレーがオフサイドと認定されなかったのは審判の問題であって、プレーはオフサイドの反則を取られるべきプレーだったと解説するのは当然のことだと思いますが、これができる解説者もそんなに多くないと思います。

この戦いに異議なし

苦し紛れの両サイドアタッカー起用

前節神戸戦前後のインタビューから、脇坂選手が怪我をしなければ神戸戦は斉藤選手ではなくて脇坂選手の先発を予定していたように窺えました。鬼木監督はトップに知念選手、2列目を左から長谷川選手、脇坂選手、小林選手と並べる予定だったのだと思います。

この試合は知念選手の欠場で、トップに小林選手、2列目を左から長谷川選手、脇坂選手、斉藤選手と並ぶことになりました。いずれにせよ鬼木監督が積極的に両サイドにドリブラータイプのアタッカーを置いているわけではないのでしょう。

そんな苦し紛れの両サイドアタッカー起用ですが、結果としては2試合連続で良い内容だったと思います。

グラウンダーパス、浮き球パス、そしてドリブル

フロンターレはパス交換で、それもグラウンダーのパス交換で、相手を攻略することが特徴といわれています。確かに見ていて気持ちの良い得点は数多くありました。とは言え、ある意味バランスの悪い攻撃になっていることも事実だと思います。パスによる攻撃にこだわることで、相手の守備もそれだけに備えれば良いことになります。

知念選手が試合に出場するようになって、スペースへの浮き球パスが目立ってきました。大島選手も浮き球のパスが増えてきたように思います。これにドリブルでの仕掛けが加わることで、相手の守備の意識を散漫にすることができ、なにをしてくるのか分からないような不気味さを与えることができます。

昨シーズンの主力メンバーでドリブル突破を見せていたのは家長選手とエウシーニョ選手ぐらいでした。この数試合、長谷川選手と斉藤選手の2人のドリブラーの起用はフロンターレの攻撃に広がりと深さを与えることになっています。主力といわれている選手達が怪我から回復したときに、元のようなパターンに戻ってしまうのではもったいない話です。

失点シーンはいただけない

失点シーンには触れておきたいと思います。69分の失点は相手のサイドチェンジにうまく対応できなかった事が原因です。フロンターレ側から見て右サイドから左サイドへサイドチェンジされた時に、登里選手と斉藤選手で相手の左サイド2選手のケアをしなければなりませんでした。左サイド内側にいた選手をマークしていた登里選手が、そのマークを外してラインサイドに上がってパスを受けたSBに近づいていきました。

そのとき斉藤選手は、まだ戻り切れておらず、登里選手が最初にマークしていた選手がフリーになり、そこにパスを繋がれゴールに迫られるシーンでした。

左サイドで意思統一ができていなかったシーンだったと思います。昨シーズン第30節ヴィッセル神戸戦の三田選手のゴールを思い出しました。あのときは左サイドにいた三田選手への登里選手の寄せが遅れたために素晴らしいシュートを決められてしまいましたが、その記憶が残っていたのでしょうか。この試合では慌てて外の選手に付く必要はなかったと思います。

頑張る選手達

ジェジエウ

なんでこれまで起用しなかったのでしょうかね。その理由が想像すらできないようなプレー内容でした。高さではほとんど負けず、長い足を駆使して相手のボールを引っかけ、相手の前進を阻止していました。これからの起用される機会は多いと思いますが、Jリーグに多い俊敏性の高い選手を相手にしてどのぐらいできるのか、前への正確なフィードができるのか、このあたりが注目点でしょう。

脇坂泰斗

Jリーグでの等々力陸上競技場初お目見えとなった脇坂選手でしたが、あんなに落ち着いてプレーできるとは思いませんでした。良い結果も付いてきてさぞかし自信になったのではないかと思います。右45度からのシュートは入れたかったです。2018年天皇杯2回線ソニー仙台戦のデジャブでした。慣れない公式戦でやむを得ないのかもしれませんが、90分戦える試合体力を備えてもらいたいです。長谷川選手も田中選手も90分戦えるようになってきました。公式戦経験を重ねていかないと難しいでしょうけれど。

田中碧

相手のCK時のマークにはまだ問題があるように見えました。以前の試合にでもマークを外していますし改善を期待します。注文は付けていますが、現時点で田中選手は外せない選手になったと思っています。上を目指して頑張れ。

斉藤学

私の中でこの試合のMVPは斉藤選手です。自分を活かし他人も活かす両面でのプレーがクレバーだったと思います。やはり中盤からドリブルで持ち上がるシーンではいろんな事が出来る選手です。ダミアン選手交代直後の右サイドからのロングフィードにはしびれました。最後は我を通しましたが、そのくらいでいいんです。

次の試合

ACL-MD05
5月7日(火)19:00 
等々力陸上競技場
上海上港

現在勝ち点4でグループ3位のフロンターレは、残り2連勝で勝ち点を10にすれば、グループリーグは勝ち抜け決定です。上海上港に勝ち、最終節のシドニーFCに分けた場合の勝ち点8でも可能性がありそうです。蔚山現代が2連敗して3チームが勝ち点8で並ぶとややこしいことになりそうですが、まずは上海上港に2-0以上の勝利し、直接対戦成績で上海上港より上に行っておく必要があります。

大会概要:AFC CHAMPIONS LEAGUE (ACL) 2019 特集:Jリーグ.jp
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