J1-13節 大分トリニータ戦 1-0で勝つことを目指しているのか

フロンタ01J1リーグ

試合情報

2019年 J1リーグ 第13節

2019年5月25日 16:00KO
昭和電工ドーム大分
大分トリニータ vs 川崎フロンターレ

試合結果

大分トリニータ 0-1 川崎フロンターレ
得点者
マギーニョ(28分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

1列目 ダミアン
2列目 長谷川 脇阪 家長
3列目 大島 守田
3列目 登里 谷口 ジェジエウ マギーニョ
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

知念 in、ダミアン out(66分)
車屋 in、マギーニョ out(68分)
小林 in、脇阪 out(79分)

1点で逃げ切り

省エネ勝利

5月とは思えない気温のなかでの午後4時キックオフの試合は、選手達には大変だったことは容易に想像できます。

突然の暑さとシドニー帰りのスケジュール、怪我明けで試合体力が戻っていない選手と、体が動かなかった選手が多かったことでしょう。そんな中で比較的早めに得点し、その後は試合のコントロールに徹したように思います。

得点感覚の優れた選手を相手に失点しなかった点は評価できます。ただ昨年来の課題となっていますが、追加点を取れないで試合終了となりました。

複数得点を取るチームを目指しているはず

4-0で勝ったときには攻撃力爆発と喜び、1-0で勝ったときにはゲームをコントロールしながら賢く戦った、と賞賛することに素直には同意できません。今シーズンは前半後半問わず終了間際に失点することが多かったため、選手達がとにかく失点を防ぎたいと意識したこともあるでしょう。パスを繋ぐことに長けていて、ボールをキープできる選手が揃っていますので、時間を稼ぐことを目標にすれば、ある程度のその目標は達成できると思います。その結果1-0で省エネ勝利を達成したのでしょう。

それでも、2連覇を達成したフロンターレの目標は、1月の新体制発表会見で庄子春男強化本部長が表明したように、複数得点を取ることなのです。昨シーズンはJ1リーグの最高得点数と最少失点数の両方を達成したにもかかわらず、更に得点を取ると宣言した以上、1-0の勝利では目標に届いていないと言わざるを得ません。

攻撃のバリエーション

ロングカウンターができない

ロングカウンターはある時期フロンターレの得意技でした。ジュニーニョ選手、黒津選手、レナト選手。スピードで優位に立てる選手にスルーパスを通して、相手をぶっち切って得点するシーンが多く見られました。そんなに昔話にしなくても、大久保選手がいた頃もまだロングカウンターからの得点シーンはありました。自陣の中村選手から裏に抜ける大久保選手にスルーパスが通るシーンにはわくわくしました。そういえば2018シーズンのJ1第33節のFC東京戦でもきれいなカウンターで得点していました。希少なシーンとなりました。

先制点を取ったあとはボールを支配して相手を焦らし隙を突いてロングカウンターで追加点、のような戦い方が理想なのですが。

ドリブラーはいるけれど

フロンターレにはドリブルを得意としている選手がいます。その選手達が本来の力を発揮できているとは思いません。チーム戦術がボールを失わなずにパスを繋いで攻撃することになっている以上は、ドリブルを使う場面は局地的なシーンに限られてしまっているようです。

今シーズンはそれでも自らのストロングポイントを発揮しようと、いろんな場面でドリブルで相手をかわそうと仕掛ける場面が見られますが、相手に引っかけられて逆にカウンターをうけて失点してしまったりと、結果として上手くいっているとは言えません。

2017シーズン第17節浦和対広島戦の浦和関根選手がドリブルで相手をかわしてのシュート、2018シーズン第28節横浜対仙台戦の横浜仲川選手のドリブルシュート。いずれもセンターライン付近からドリブルで相手を5、6人かわしてのシュートで得点したシーン。滅多にないシーンかもしれませんが、仲川選手はその後もコンスタントによいプレーをみせ得点を重ねています。

フロンターレのドリブラーもこのくらいできる筈だと思いながら毎試合見ていますが、チームとしてドリブラーのストロングポイントを引き出せていないように感じます。

奮闘する選手達

ジェジエウ

この試合も破綻なし。評価は上がる一方です。ただ、ジェジエウ選手とマギーニョ選手のいる右サイドには相手につけいられそうな隙がありますね。

脇坂泰斗

得点シーンで、あのボールの受け方ができるのは驚き。あそこにパスを出した守田選手もさすが。中村選手が「ハイスペックな潤滑油」と表現した脇阪選手が本領を発揮してきた。

守田英正

よく走った12.386km。それでも昨年ほど輝いて見えないのは高望みのしすぎか。

レアンドロダミアン

序盤から最前線でプレッシャーをかけようと奮闘していたが、連動性が欠けていたように思う。他の選手にも影響を与えるプレーなので、プレッシャーをかけるポイントについて整理してもらいたい。

次の試合

J1-第14節
6月1日(土)19:00 
等々力陸上競技場
浦和レッズ
ACLではしぶとい戦い方で勝ち残りましたが、J1リーグでは4連敗中で監督を解任したレッズです。激しい戦いになるのは必至です。

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