J1-18節 サガン鳥栖戦 事故が怖い最近の試合

ワルンタ01J1リーグ
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試合情報

2019年 J1リーグ 第18節

2019年7月7日 19:00KO
等々力競技場
川崎フロンターレ vs サガン鳥栖

試合結果

川崎フロンターレ 0-0 サガン鳥栖

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 長谷川 脇坂 家長
3列目 大島 田中
4列目 登里 谷口 ジェジエウ 車屋
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

守田 in、大島 out(57分)
中村 in、脇阪 out(64分)
阿部 in、長谷川 out(79分)

最終ラインの高さの差がよく分かる試合

鳥栖の最終ラインはとても高かった

あいにくの雨模様の試合でしたが、雨以上に影響していたのは風だったと思います。フロンターレは前半風上から攻める事になりました。鳥栖は守備の時も最終ラインをとても高く保っていました。裏へのパスは流れると読んでいたのでしょうか。

鳥栖の最前線の選手に運動量を期待できないこともあり、全体を高くすることで前線の選手が戻ることなく守備ができるように工夫していたように思います。前線の選手に素早く戻るように意識させるよりも最終ラインを上げてしまって、結果として全体をコンパクトに保っていました。

これに対してフロンターレの最終ラインはなかなか上げることができませんでした。特に前半は鬼木監督がしきりにラインを上げるように指示していましたが、監督の構想と選手の意識が一致していなかったことが顕著でした。タレントが揃ってはいますが、得点力が上がらずに苦労している鳥栖に対して最終ラインは低すぎた印象がありました。

前線からの守備が効かない

前線の選手がプレッシャーをかけに行くときにも、最終ラインが低いため中盤の選手が前に行けないことも多かったと思います。今シーズンは前線の守備からの得点シーンが少ないと感じていますが、どこか守備優先の意識が強くなっているのかもしれません。17試合で11失点はリーグ最少失点で賞賛されるべき結果ですが、守備重視で得点が減っていることもあり、それだけで喜んでいいものなのか判断に悩みます。

シーズン前の目標として、1試合あたり複数得点と1失点未満を目指していましたが、17試合25得点は1試合平均1.47得点、11失点は1試合平均0.65失点となり、守備に寄りすぎていることは明らかです。昨シーンの得点シーンを振り返っても、ボールを支配し相手を押し込んできれいに崩して得点につなげたものより、押し込んでボールを失って取り戻したときの得点の方が印象に残っています。やはり前線からの守備が重要だと思います。

事故は起こらず

ここ数試合、事故的な得点・失点でゲームが動く事がありました。この試合も最後に鳥栖に絶好のチャンスを与えてしまいました、事故は起こらずに引き分けに終わりましたが、毎試合ヒヤヒヤする試合を見続けるのも心臓に悪いです。すっきり気持ちのいい試合を見せてもらいたいものです。

若手の経験値は上がっている

真ん中のポジションに期待の若手が躍動

若手の育成はどのチームでも重要ですが、チームの核になるポジションで起用することはなかなか難しいものと思います。ところが今シーズンのフロンターレば、ボランチの田中選手、トップ下の脇坂選手と、センターラインに若手を大胆に起用し、選手達がその起用に十分応えてくれています。

特に脇坂選手は昨シーズンはほとんどいいところなく終えましたが、今シーズンは見違えるように、それもチームの肝となるトップ下のポジションで生き生きとプレーしているように見えます。これも優秀な周りの選手達が脇坂選手の良いところを引き出してくれているのでしょう。前半の家長選手からのスルーパスなどを見ると、いわゆる先発組とも上手く連携ができています。左右両足から同じようなシュートも打てますし、得点力もあるトップ下として期待したいと思います。

田中選手は説明不要でしょう。オリンピックどころかその上の代表も狙える選手に育ってきていると思います。攻撃が好きそうですし、ミドルシュートなど磨いて得点力もアップさせてもらいたいです。

若手の成長だけで終えないために

若手の成長は見ていて楽しいものですが、今のフロンターレはそれだけで良いわけではありません。シーズン前は、ベテラン勢が出場を続ける一方で次の世代が出場機会を増やせないのではないかとの懸念を持っていましたが、今やベテラン勢が力を発揮できずに若手の成長ばかりが目立つことになっています。

今の選手層から優勝を逃してはいけないと考えていますが、そのためにはベテラン勢がコンディションを上げて本来の力を発揮しなければなりません。

奮闘する選手達

家長昭博

昨シーズン2連覇の特集雑誌に中村選手と家長選手のロングインタビューがありました。中村選手は、家長選手が気持ち的に練習・試合に入っていけていない事がある、とコメントしていました。今シーズンはずっとそんな感じがしていましたが、この試合も決して最高のコンディションではなかったように思います。家長選手のコンディションをあげるには、中村選手と一緒にプレーさせるほかないのでしょうか。

長谷川選手

登里選手とのコンビで左サイドを切り裂くシーンを毎試合見せてくれています。が、その先が出てきません。攻撃の選手は得点に絡むプレーをしないと高い評価を与えられなくなってしまいます。もう一皮むけて欲しい。本来シュートはうまいのだから。

ジェジエウ

文句なくJリーグ屈指のディフェンダーと評価しています。あのスピード感はなんでしょうか。ターボでも積んでいるように思えます。谷口選手とのコンビも悪くないですし、あとは厚い夏場の連戦でどれだけできるかです。

次の試合

J1-第19節
7月14日(日)19:00 
味の素スタジアム
FC東京
フロンターレのCBとFC東京の2トップの戦いになるのでしょうか。簡単にはやられないとは思いますが、それより問題は攻撃面でしょう。

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