J1-19節 FC東京戦 フィジカル勝負に勝利

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試合情報

2019年 J1リーグ 第19節

2019年7月14日 19:00KO
味の素スタジアム
FC東京 vs 川崎フロンターレ

試合結果

FC東京 0-3 川崎フロンターレ
得点者
小林(20分、川崎)
斉藤(54分、川崎)
阿部(69分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 斉藤 中村 阿部
3列目 下田 田中
4列目 車屋 谷口 ジェジエウ 登里
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

長谷川 in、斉藤 out(78分)
知念 in、小林 out(85分)
山村 in、登里 out(90+1分)

フィジカル勝負

当たり負けしないで戦えた

選手を多く変更して臨んだ首位FC東京との戦い。最初の挨拶は東京の東選手の車屋選手に対するきつい一撃でした。時間をおかず東選手は中村選手にも一撃をくらわし、東京のキャプテンとしてこの試合への強い気持ちを感じさせる試合のスタートでした。

力試合を得意としていないフロンターレがこのまま腰が引けてしまうのではないかと危惧していたところ、中村選手がスライディングタックルでボールを奪取。結局はファウルになりましたが、この試合は腰を引かずに戦うとの意思を示しました。このシーンだけでなく、斉藤選手のドロップキックのような両足タックルなど、普段は見られないようなシーンが満載で最初からわくわくさせられました。

いつものフロンターレと違っていたことに驚いたのは観戦者だけではなかったようです。時にはファウルになるようなフロンターレの強い当たりに東京の選手達がグランドに倒されて続けていきました。ボランチの2人、サイドの室屋選手、みな当たりの強い選手達ですが、いつもの力強さが感じられませんでした。

相手よりも多く走った試合

もとより堅守速攻のFC東京は決して走行距離が多くないチームだと思います。そんなチームとはいえ、この試合フロンターレは総走行距離(105.732km)でもスプリント回数(146回)でも東京を上回っていました。よく走るチームに比較すればそれほど多く走ったわけではありませんが、相手より走っただけでなく、強度的にも相手を上回ったことは評価して良いと思います。

この試合テレビ観戦でしたが、60分経過した時点で登里選手が攣ったふくらはぎを伸ばしていましたし、66分には車屋選手が同じように足を伸ばしていました。その後も、小林選手もつらそうでしたし、田中選手も足を攣っていました。強度の強い試合に慣れていないために消耗が早いのでしょうか。

この強度の試合を続けられれば今シーズンも優勝に近づいていけると感じましたが、この強度を継続できるのか、両SBの層が薄く、CBも奈良選手の早期復帰が期待できない事を考えると、選手のやり繰りが重要になることは間違いないと思います。

得点は押し込んだところからではなかった

4対6の勝利

この試合の2点目と3点目は、相手6人に対して4人で崩したシーンになりました。2点目は右サイドで相手から奪ったボールを下田選手が縦に早いパスを入れて、点に絡んだのは小林選手、中村選手、斉藤選手の3人に加え、その外側に待ち構えていた阿部選手の4人で、相手6人を崩して得点につなげました。3点目も斉藤選手のシュートがGKにセーブされたあとに、得点に絡んだのは、小林選手、斉藤選手、下田選手、阿部選手の4人が相手6人をパス交換で翻弄して得点につなげたものでした。

フロンターレの普通の攻撃では、相手全員を押し込む為、フィールドプレーヤー10人対10人の構図で相手の攻略をしなくてはなりません。左右にボールを振ることで相手11人の分断を計るわけですが、相手がしっかり守備の体制を整えた状態のなかで上手く攻略できていない試合が続いています。

この試合では4人で東京6人の守備の攻略に成功しました。相手の人数が多くとも守備の準備ができていない状態ならば上手く攻略できることを証明しました。ゆっくりとしたペースで試合の支配を目指すのもありですが、少ない人数で素早く相手を崩すシーンをこれからも多く見たいものです。

奮闘する選手達

下田北斗

この試合までに出場した試合はわずか4試合、出場時間は171分と、ほぼ試合に貢献できていない状態でした。フロンターレはこの夏期限付き移籍でカイオセザール選手、宮代選手、鈴木選手を手放しています。出場機会は限られていたものの、しっかりした技術と豊富な運動量を備えた下田選手を獲得しようと動いたチームがあったとしても驚きません。よくぞ残っていてくれたと思います。

前にスペースがあればドリブルでボールを持ち上がり、長めのパスを左右に供給できるのは、フロンターレの才能あるボランチの中でも下田選手の優れている点だと思います。暑い夏、強いフィジカルが必要とされる試合が続くのであれば、必然的に下田選手の出番も増えてくると思います。そうなっても全く不安がないことがこの試合で分かりました。

斉藤学

自分のドリブルでなくても、攻撃時にゴール前に入ってこれるようになってきました。昨シーズンはゴール目の前のシュートを外したりしていましたが、この日は落ち着いてシュートを決めました。昨シーズンは怪我で開幕前のキャンプでのトレーニングはできませんでしたので、今シーズンが初年と考えても良いのではないかと思います。家長選手もチームで力を発揮しだしたのは移籍入団初年の夏以降でした。斉藤選手も後半戦大いに期待できると思います。

阿部浩之

こういうプレーを見せてもらうと先発から外してはいけない選手だなぁと思います。得点シーンはさすがシュートの名手でした。

次の試合

ワールドチャレンジ
7月19日(金)19:00 
日産スタジアム
チェルシーFC
この時期のこの試合をすることにどれだけ意味があるのか分かりませんが、怪我だけはしないように注意してもらいたい。

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