J1-24節 清水戦 もっと学を見たかった

skyJ1リーグ

試合情報

2019年 J1リーグ 第24節

2019年8月24日 19:00KO
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ vs 清水エスパルス

試合結果

川崎フロンターレ 2-2 清水エスパルス
得点者
ダミアン(14分、川崎)
ドウグラス(30分、仙台)
ヘナトアウグスト(65分、仙台)
小林(79分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

1列目 ダミアン
2列目 阿部 中村 斉藤
3列目 下田 守田
4列目 車屋 谷口 ジェジエウ マギーニョ
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

長谷川 in、斉藤 out(35分)
馬渡 in、マギーニョ out(69分)
小林 in、守田 out(78分)

もっと学を見たかった

気持ちの良い先制点

先制点は最近のフロンターレの試合には滅多に出てこないような形でした。マギーニョからのパスをスペースで受けた斉藤選手がダイレクトで折り返しのセンタリング。これをダミアン選手がCFらしく相手DFの前でダイレクトシュート。こんなシンプルな形でも点が入ることを再確認できました。

フロンターレのいつもの攻撃方法は、サイドでボールをもらってもぐるぐるパスを回しながら結局ボランチやCBまでボールを戻してしまうケースが多いように思います。斉藤選手は素早くスペースに入り、ボールをダイレクトで折り返すことで相手DFが準備する時間を与えませんでした。ダミアン選手の周りにいた相手DFは1人。このDFの前に入ることで得点が生まれました。

斉藤学

斉藤選手が楽しそうにプレーし始めたのはワールドチャレンジでのチェルシー戦以降でしょうか。ゴール前で得点にも絡むようになり、ポジション争いでも一歩リードしたように思います。ボールの受け方が上手になってきましたし、何より右サイドでも左サイドでも、相手を抜こうとする姿勢が見ていてわくわくします。先制点のシーン以外にも良いプレーがありましたので、体調がいいのだろうなぁ、とプレーを見ながら楽しんでいました。

そんな状況でしたので、怪我に繋がるタックルはとても残念でした。J1-19節のFC東京戦でも斉藤選手は派手な両足タックルをしていました。そのときは、自分・相手とも怪我には繋がりませんでしたが、あそこであんなタックルをするのかと驚いた記憶があります。

激しいタックルをすることで自分の気持ちを高ぶらせていくのかもしれませんが、怪我に繋がってはいけません。斉藤学ショーを90分間楽しもうと思っていましたが、35分でショーは終わってしまいました。

悪いときにはミスも重なる

前後の揺さぶりを意識しはじめた?

ボールを左右に動かすことは毎試合見られますが、この試合では相手DFの裏への抜けだしを意識していたように思います。中村選手から斉藤選手への浮き球での裏抜けパスや、ダミアン選手からマギーニョ選手への抜けだしパスもあり、意識的に裏を狙っているように感じました。

常々言っているように、決まった攻撃パターンだけではなくバリエーションを増やさないと相手の守備は楽になってしまいます。そのためにはパスで崩すだけなく、空中戦や、早い攻撃、裏への抜けだしなど、相手の意識を散らすような攻撃が大切です。先制点もそうですが、漸くそんな意識が出てきたように思いました。

ミスで2失点

キックオフ直後のピンチで2回も好セーブをしたソンリョン選手でしたが、1失点目はミスが出てしまいました。ポストを怖がってしまったのでしょうか。調子の良いソンリョン選手ならはじき出せるシュートだと思います。調子が悪い時期の試合にミスが出ると勝敗に響きます。2失点目も相手の狙い通りのカウンターでした。パスコースの選択ミスだと思います。

奮闘する選手達

マギーニョ

フロンターレ規格外のマギーニョ選手は天皇杯3回戦、J1-23節仙台戦に続いて3試合連続での先発出場となりました。特徴を思い返すのに、2018年のマギーニョ選手のプレー集を見直しました。

Maguinho – Vila Nova 2018

細かなパスワークというよりも、前にあるスペースに向かってスピードで勝負するタイプです。フロンターレのサッカーでは窮屈に感じていること思います。もっと彼のスピードを活かすようなプレーを周りがしてあげなければ良さは出てこないでしょう。

谷口彰悟

1試合の出場停止明けでしたがリフレッシュした感じはあまりなく、体が重そうでした。そういえば連続試合出場を達成した2018シーズンの夏も相当ばてていました。フィジカル的に力のある相手のFWと毎試合競り合っていれば体力消耗も相当なものでしょう。暑い夏も峠を越えたようなので、体調を万全にして頑張って欲しい。

チョンソンリョン

昨シーズンは前からの守備と高いボール支配率で余り出番がなかったと思いますが、今シーズンこれだけ失点が目立ち出すと、ソンリョン選手のプレーにも目が行くようになります。少しパフォーマンスが落ちてきたような気がしてきましたが、今後チームを救うようなセーブを見せてくれるか。

次の試合

J1-第25節
9月1日(日)18:00 
ヤンマースタジアム長居
セレッソ大阪
調子の悪いときに相性の悪いC大阪です。今シーズンを占う試練です。

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