J1-25節 C大阪戦 一旦おちついてみる

ワルンタ01J1リーグ

試合情報

2019年 J1リーグ 第25節

2019年9月1日 18:00KO
ヤンマースタジアム長居
セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ

試合結果

セレッソ大阪 2-1 川崎フロンターレ
得点者
瀬古(2分、大阪)
阿部(13分、川崎)
鈴木(54分、大阪)

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 阿部 中村 家長
3列目 下田 守田
4列目 車屋 谷口 ジェジエウ マギーニョ
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

長谷川 in、家長 out(59分)
ダミアン in、中村 out(66分)
脇坂 in、マギーニョ out(73分)

一旦おちついてみる

攻撃ができるようになってきた

前節での斉藤選手が負傷交代するまでの35分間、そしてこの試合と攻撃は一時期の停滞していた期間よりは良くなって来ました。その理由のひとつとしては、前後の動きが出てきたからではないかと思います。まったりボールを運ぶシーンは多いですが、相手の裏を狙うパスやボランチが前に侵入していくシーンも増えてきました。

C大阪が新しい監督のもとで前からガツガツこなかったことも幸いしたと思いますが、ボールを動かし人も動くということができていたように思います。リードされても慌てずにプレーしていたのですが、選手交代してからの攻撃には疑問が残ります。ダミアン選手を空中戦だけに使うことが有効なのでしょうか。空中戦で戦うにはセンタリングの質が悪いのは明らかです。

ボールを受けて前にスペースがあればドリブルで持ち上がることも、また、SB、特にマギーニョ選手の前線への上がりも積極的になってきました。得点を増やすには最後のプレーの正確性を上げることです。

守備は破綻しているのか?

ワールドチャレンジ以降のJリーグに限って失点を見ると、J1-20節の大分戦から7試合で13失点(1試合平均1.86失点)しています。それまでの18試合で11失点(1試合平均0.61失点)していることと比較すると、明らかに夏のブレーク以降の試合では守備が破綻しているといえます。

考えたのはFC東京戦での成功体験が悪い影響を与えいるのではないかということです。東京戦では前からのプレスが効果的だったといわれ、前からのプレスに注目がいきましたが、そこだけでなくSBも中盤も含め全体的に相手に強くプレスをかけていました。チーム全体がプレスをかけ、球際に強くいくことが共通認識としてあったように思います。

その戦いが上手くいった為、それ以降の試合でも前線の選手達はどんなときにもプレスに行ってしまっています。前線から追いかけるシーンに観客は盛り上がるかもしれませんが、今のような前からのプレスが有効に働いているとは思いませんし、かわされてボールを自陣に運び込まれてしまうシーンも多いと思います。失点を少なくするためにはしっかりブロックを組んで待ち構えても良いと思います。プレスをかけるにしても狙いを定めないと効果的ではない気がします。

勝負弱さ

決して力強い印象があるわけではないフロンターレですが、今シーズンは一層弱々しい印象を受けます。すべての大会を含めてこれまでに逆転勝ちを収めているのは、天皇杯3回線のファジアーノ岡山戦だけです。先制されてしまうとせいぜい追いつくのが精一杯で試合をひっくり返すことはできていません。

J1リーグに限って失点の時間帯を見てみます。アディショナルタイムでの失点は、前半であれば「31-45」に、後半であれば「76-90」に含めてあります。25節終了時点の総失点数は24点です。その内訳は以下のようになっています。

時間帯(分)失点数
0-153
16-306
31-451
46-604
61-755
76-905

ここにも勝負弱さが表れています。後半試合終了前の15分間の失点が目立ちます。また、相手がフレッシュな前後半最初の15分に踏ん張れていないことも気になります。

自分たちのペースに早く持ち込む

ボール支配に優位性のあるフロンターレが最も良く自分達の強みを発揮できるのは、先制点を奪って試合を支配することです。そのためにも90分の試合をどのように戦うのか整理する必要があると思います。

相手がフレッシュな時間帯はとにかく失点しないように相手陣でプレーする時間を増やすこと、または相手ボールの時にはしっかりとブロックを作って守ることが必要です。どうしても後ろに重くなりがちで相手のプレスに晒される攻撃の組み立てを、できるだけ前で行う工夫が必要だと思います。

奮闘する選手達

マギーニョ

この試合も先発で使われたマギーニョ選手です。鬼木監督の期待の高さを伺わせます。ハーフタイム明けでフィールドに出てくるときも鬼木監督と話をしながら出てきました。なにか突き抜けて欲しいと期待しているのかもしれません。彼の良さはスピードだと思いますが、まだまだ伸び伸びとプレーできていない感じがします。

守田英正

これまでよりボール離れが良かった印象です。ボール捌きも自分の動きもテンポが良くなりました。もっとやれる選手です。

家長昭博

この試合のプレーは良かったと思います。前への推進力がありました。ボールを持って前に進む家長選手は迫力があります。そろそろ爆発してくれそうです。

次の試合

ルヴァンカップ 準々決勝第1戦
9月4日(水)19:00 
等々力陸上競技場
名古屋グランパス
試合内容など関係ありません。カップ戦は勝てばよいのです。怪我人が増えてきた状態での中2日の試合です。ホームとはいえある程度割り切って第2戦に賭けてもよいと思います。原田選手が出場すれば楽しみも増えます。

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