ルヴァンカップ準決勝第2戦 鹿島アントラーズ戦 決勝進出と残された課題

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試合情報

2019年 ルヴァンカップ準決勝 第2戦

2019年10月13日(日) 19:00KO
県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ

試合結果

鹿島アントラーズ 0-0 川崎フロンターレ

フロンターレ先発メンバー

1列目 小林
2列目 阿部 中村 家長
3列目 下田 守田
4列目 車屋 谷口 山村 登里
GK 新井

フロンターレ交代選手

長谷川 in、阿部 out(52分)
大島 in、下田 out(57分)
ダミアン in、小林 out(90+1分)

祝!決勝進出

前半はシュートすら打たさず

とても良い立ち上がりだったと思います。第1戦のように押し込まれることもなく、立ち上がりが重要であることをしっかり理解して局面で負けることなくゲーム支配できました。手負いの鹿島とはいえ気持ちでも上回れたと思います。

被シュートゼロという前半は言うまでもなく、90分通して安定した試合運びだったと思います。こぼれ球を拾い、上手くパスを繋ぎ、前線へのボール運びも早い、とても良い内容でした。危なかった時間帯といえば、後半開始後に鹿島がフォーメーションを変えてFWを2人にしてきた時です。このときには鬼木監督は早めの選手交代を含め上手く対応できたように思います。

試合の終わり方も意思が統一されていて、しっかりと時間を使って相手をいらいらさせながら終わらすことができました。まぁ、上手くなったものと感心しました。ホームアンドアウェーの2試合トータル3-1で決勝戦に駒を進めました。

選手のパフォーマンスは上がってきている

各選手の調子も上がってきているようで、家長選手、守田選手は高いレベルでのパフォーマンスを続けています。また、大島選手も復帰2試合目で30分以上のプレー時間となり、完全復活に近づいているようです。しかし、守田選手、下田選手、田中選手に大島選手が加わるととてもレベルの高いチーム内競争が始まりそうです。みんな見ていたい選手ばかりです。

最終ラインはぎりぎりの選手起用で、崩壊の危険性をはらんでいますが、この試合のように前線の選手が効果的な守備ができれば最終ラインの負担も減るだろうと思います。

ルヴァンカップ決勝戦へ

これでナビスコカップ時代から数えて5度目の決勝戦になります。いろんなシーンがあ思い出されます。2000年、2007年は、それぞれ強い鹿島とG大阪に挑戦する気持ちで応援していましたが、2009年の東京、2017年のC大阪については、負ける要素が皆無だと思って見ていました。現実にはアクシデント的なプレーもあり見事に完敗を喫しました。

今年の決勝戦はコンサドーレ札幌です。彼らも初タイトルへの強い気持ちはあるでしょうが、選手達の調子も上向き、怪我人も戻りつつあるフロンターレもカップ戦初タイトル獲得に向けてやってくれるものと信じています。

課題は変わらず

シュートが入らない

ルヴァンカップ決勝戦進出はめでたいことですが課題は解消されていません。シュート18本で無得点。これで良い試合だったとは評価できません。明らかに決定力不足の問題を露呈しています。ただ、相手GKの好セーブに阻まれた惜しいシュートも多くありましたので、シュートを打つ場面までは形を作れているとは評価します。これまで点が取れずにいた試合では可能性のあるシュートするすら少なかったことを考えると点が入りそうな気配はあったと思います。

特に後半ですが、家長選手のセンタリングからの小林選手のボレーシュート。中村選手が起点となった大島選手のシュートと守田選手のシュート。どれも入ってもおかしくないものでした。この試合のようにホームアンドアウェーの第1戦で有利な状況にあり、引き分けでも決勝進出が決まったため、大きな問題にはなっていませんが、これがJ1リーグ戦の試合であれば、ボロカスに言われておかしくない攻撃ですし、今シーズンそんな試合を見てきました。

「失点をしないことを優先した」と納得してはいけない

試合後の選手達のインタビューには「失点しないこと」と「攻撃的に行くこと」を強調していますが、18本シュートを打っておいて「失点しないように戦った」から良かったと総括してしまうことには疑問を持ちます。

18本シュートして得点できなかったことに危機感を持ち、得点を取ることに努力しなければJ1リーグでの逆転優勝も難しいのではないかと思います。このルヴァンカップ準決勝第2戦では、第1戦を勝利し有利な立場で試合を進めることができましたが、J1リーグでは現在4位と不利な立場にいる以上、どんどん点を取って相手に勝利し続けなければなりません。シュートは打ったけど得点できなかったとならないように、点を取ることにもっと貪欲になって欲しいと思います。

奮闘する選手達

守田英正

積極的に前に出て行くプレーが増えてきました。SBとして出場したことからプレーの幅が広がったのでしょうか。フロンターレのボランチがドリブルで積極的にボールを運ぶことに相手チームも戸惑っていることでしょう。明らかにこれまでの守田選手からレベルアップしていると思います。

新井章太

個人的にはソンリョン選手のようにゴール前でどっしり構えるタイプのGKが好きですが、この時代GKも積極的に前にでることは当たり前になっています。新井選手はむやみに前に出るのではなく、必要な時に絶妙なタイミングで前に出てピンチを未然に防いでくれます。この試合では華麗なセーブだけでなく、前に出るプレーでチームを助けてくれました。

中村憲剛

1980年10月30日生まれの中村選手はもうすぐ39才の誕生日を迎えます。チーム内のポジションが確保された状態が長く続いていますが、いよいよ世代交代の突き上げ受けています。今シーズンも残り7試合しかかなくなりました。脇坂選手という技術もセンスもある強力なライバルとの競争がどのように展開していくのか、バンディエラのプレーから目を離してはいけません。

次の試合

J1-第29節
10月19日(土)14:00 
パナソニックスタジアム吹田
ガンバ大阪
調子が良いのか悪いのかよく分からないG大阪ですが、Jリーグでは未だ降格圏から脱していません。夏の補強で実力のある経験者が戻ってきて必死に戦っていると思いますが、奇跡の逆転優勝に向けて蹴散らしてやりましょう。

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