川崎フロンターレ 2019シーズン勝手に10大ニュース【2位】思いのほか早かった世代交代のスタート

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【2位】思いのほか早かった世代交代のスタート

若手の台頭が目立ったシーズン

ここ数年フロンターレは経験のある選手を中心に良い成績を修めてきました。2018シーズンが終わった後に、この経験のある選手達が活躍し続けることで、1〜2年は安心できるが、その後が心配であるとブログを書きました。

今後1-2年の安心感と3年後への気がかり
サッカー2018シーズンのJ1リーグで川崎フロンターレが優勝し2連覇を達成しました。充実した戦力で1,2年は上位争いを続けると思いますが、その後は大丈夫なのでしょうか。トップ下のポジションに若手が育っておらずちょっと心配です。

2019シーズンは若手の成長が予想以上だったを感じています。2019シーズン勝手に10大ニュースの第2位は「思いのほか早かった世代交代のスタート」です。

J1リーグ開幕戦と最終戦の先発メンバーを比較してみます。

J1開幕節の先発メンバー

J1開幕節FC東京戦の先発メンバーです。括弧内には年齢を記載してあります。
(以下の表のなかの年齢は簡易的に2019年1月1日時点ものを使用しています)

11名の年齢の合計は315才。1人あたりの平均にすると28.6才になります。

  • チョンソンリョン(33)
  • 車屋紳太郎(26)
  • 谷口彰悟(27)
  • 奈良竜樹(25)
  • マギーニョ(26)
  • 大島僚太(25)
  • 守田英正(23)
  • 家長昭博(32)
  • 中村憲剛(38)
  • 小林悠(31)
  • レアンドロダミアン(29)

J1最終節の先発メンバー

J1最終節コンサドーレ札幌戦の先発メンバーです。括弧内には年齢を記載してあります。
(以下の表のなかの年齢は簡易的に2019年1月1日時点ものを使用しています)

11名の年齢の合計は298才。1人あたりの平均にすると27.1才になります。

  • チョンソンリョン(33)
  • 車屋紳太郎(26)
  • 谷口彰悟(27)
  • 山村和也(29)
  • 守田英正(23)
  • 大島僚太(25)
  • 田中碧(20)
  • 阿部浩之(29)
  • 家長昭博(32)
  • 脇坂泰斗(23)
  • 小林悠(31)

若手が先発の座を獲得しつつある

2018シーズンの守田選手の活躍は特筆すべきものでした。大学卒の選手が1年目に優勝チームの先発の座を獲得することは滅多にないことだと思います。守田選手は2019シーズンも活躍してくれると考えていましたが、同期の脇坂選手や更に若い3年目の田中選手が先発メンバーに名を連ねるとは予想していませんでした。

特に脇坂選手は2018シーズンはほとんど試合に出場する機会がなく、出場したときも前半で交代させられてしまうなど活躍したとは到底言えません。その上、勝手な印象ですが、おとなしそうに見える印象が、果たしてプロとしてやっていけるのだろうかと心配していたぐらいでした。

脇坂選手が主にトップ下でプレーする機会が多く、田中選手はボランチです。どちらもフロンターレの胆となる重要なポジションであり、そこで自分の特徴を発揮したプレーを見せてくれました。2020シーズンもこの2人に守田選手を含めた3人は相当やってくれるものと期待しています。

他のポジションも若返りが進みそうです。2020シーズンは完全移籍になったジェジエウ選手は25才。既にベテラン並みの落ち着きを質の高いプレーを見せてくれている大島選手でも2020年1月1日時点で26才です。

新入団選手も若手中心

新入団選手のうち4名は大学卒(1997年生まれ)で1名はアカデミーからの昇格(2001年生まれ)です。

他チームからの移籍をみると湘南から入団が決まり右SBで活躍が期待される山根視来選手は1993年生まれです。また、Honda FCから獲得し2020シーズンはアビスパ福岡へ期限付き移籍が決まっているFW遠野大弥選手は1999年生まれで、田中碧選手よりひとつ若いことになります。

忘れてはいけないのは宮代大聖選手ですね。2000年生まれです。

年齢の高い経験のある選手を獲得していた時期もありましたが、強化部は明確に世代交代を目指していると感じます。

ベテラン選手はどこまで抵抗できるか

ベテラン選手

世代交代が進むことは良いことだといっても、ベテラン選手達が黙っていてはチームとして良い結果を残せないと思います。世代交代の波にベテラン選手達がどこまで抵抗できるか、2020シーズンの見所のひとつです。

どこからベテラン選手に属するのかいろんな意見があると思いますが、ここでは30才以上をベテラン選手としてその顔ぶれを見ます。2020年1月1日時点で30才以上の選手リストは以下の通りです。

  • 中村憲剛(39才)
  • チョンソンリョン(34才、1月4日に35才)
  • 家長昭博(33才)
  • 小林悠(32才)
  • レアンドロダミアン(30才)
  • 山村和也(30才)

中村選手は怪我でシーズン当初からの参戦は難しいでしょうが、それ以外の選手達は、2019シーズンもしっかり試合で活躍していましたし、まだまだ簡単にポジションを明け渡すことはないでしょう。

ベテランを重用する鬼木監督?

鬼木監督の選手起用はベテラン重用であるような印象がありますが、2019シーズンの田中選手や脇坂選手の起用方法を見ると、決してベテラン重用ではないと思います。

イキの良い若手選手が入団してくる2020シーズンは、これまで以上にチーム内競争が激しくなりそうです。鬼木監督がうまく選手を起用し良い結果を残してくれることを期待したいと思います。

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