J1-01節 鳥栖戦 ゴール前のカオス

ワルンタ01J1リーグ
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試合情報

2020年 J1リーグ 第1節

2020年2月22日(土)15:04 KO
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ vs サガン鳥栖

試合結果

川崎フロンターレ 0 – 0 サガン鳥栖

フロンターレ先発メンバー

1列目 長谷川 ダミアン 家長
2列目 大島 田中 脇坂
3列目 登里 谷口 ジェジエウ 山根
GK ソンリョン

フロンターレ交代選手

三笘 in、長谷川 out(65分)
旗手 in、家長 out(65分)
小林 in、ダミアン out(76分)

ゴール前のカオス

キックオフ時の油断

J1リーグ初戦で選手の気持ちも入っていたことでしょう。いつものように円陣を組んで相互にハイタッチする選手たちがいました。その一方で、レフリーが早くキックオフの準備をするように腕時計を指しながら笛を吹いていますが、一向に急ぐ様子もなくハイタッチを続けます。

前半のキックオフは鳥栖です。まさかと思いましたが、ハイタッチが終わり自分のポジションに移っている最中にレフリーはキックオフの笛を吹いてしまいました。

レフリーは両チームがポジションについてから笛を吹くべきだという意見もあるでしょう。しかし急ぐように指示するレフリーを無視し、結果として不利な状態で試合をスタートさせてしまったフロンターレ。大切な開幕戦からレフリーとのコミュニケーション欠如が露呈してしまいました。

しっかり守る相手との戦い

6日前に戦ったルヴァン杯の清水戦は5対1の大勝でした。素早くゴール前にボールを運び、人もゴール前に侵入することで大量点をあげました。この試合では鳥栖のマークがしっかりしており、簡単にゴール前への侵入を許してくれませんでした。

ダミアン選手のバイシクルシュートなど得点のチャンスはありましたが得点ならず、ここ数年の得点できない試合を思い出してしまうような試合展開でした。それでもきれいな型を目指して相手ゴール前に迫る機会が少なかったこれまでとは異なり、とにかくゴール前にボールを運ぶという戦い方は、目指した形での得点のみならず、相手のミスや偶然により得点も増えてくるのではないかと思います。

ゴール前のカオス

今シーズンはゴール前へボールを運び人もゴールエリアにどんどん入ることを一つの目標にしているように感じます。清水戦ではゴール前に入っていった人がフリーになることも多く、結果大量点につながりました。ただ、選手のゴールエリアへの入り方がうまくオーガナイズされているとは感じられず、人数はいるけれどもゴール前はカオス状態でした。

カオス状態でもゴール前にボールも人もいれば、得点につながる可能性はあると思います。今シーズンは人数をかけられる状態になったときに、どのように人がゴール前に侵入するのかといった点に注目していきたいと思います。

レフリーとのコミュニケーション

不安定なファウル基準

シーズン開始直後はレフリングの変化を理解することが重要です。ルヴァン杯とこのJ1-01節を観戦して感じたことは、今シーズンは接触プレーへの判定が緩くなっている、ファウルをなかなかとらないということでした。

相手選手の足を引っかけているにも関わらず、ファウルにならなかったプレーを双方多くありましたし、タックルを受けた選手がけがをするのではないかと思うような激しいプレーでもファウルにとられないことがありました。

正当なタックルはファウルではありませんので当然のことなんですが、日本代表の国際試合などを見ると激しい当たりには弱いので、国内リーグ戦で強い当たりに慣れるというのは良いことと思います。

ただし、開幕2試合を見る限りでは、まだレフリーがクリーンなタックルとファウルであるタックルの識別を正しくできていないように思いました。激しいタックルがファウルにならないと、選手たちも冷静でいられなくなるでしょうし、けが人が出たり試合が荒れたりするきっかけになりますので、レフリーには正しくファウルの見極めをする力が必要になります。レフリーにはレフリングの質の向上を期待したいと思います。

サポーターとレフリーの関係

この試合、激しいタックルがファウルにならなかったり、最後のコーナーキックが与えられずに試合終了になったこともあり、一部のサポーターの不満が現れたのでしょうが、試合後にレフリーたちが退場する際にGゾーンのほうから大きなブーイングが聞こえてきました。明確にレフリーに向けたものかどうかはわかりませんが、選手にはブーイングをしないことを誇りに感じているサポーターですので、これはレフリーに向けたものだろうと思いました。

この試合に限らず等々力陸上競技場では、レフリーに向けたブーイングが聞かれることが多く感じます。選手がどんなに不甲斐ないプレーをしてもブーイングをしないで勇気づける応援をすることで有名なフロンターレのサポーターには、自分もその一員として誇りに思っています。しかし、そのサポーターがレフリーには遠慮なくブーイングを浴びせる、それもサポーターの模範となるべき応援団とコアサポーターのいるGゾーンから聞こえてくることは残念でなりません。

レフリーがいなければサッカーの試合は成立しません。J1という日本の最高峰のリーグでレフリングをする方たちも、それなりの緊張感のなかでレフリングをしているはずです、そのレフリーにしっかりをしたレフリングをしてもらうためには、ブーイングでプレッシャーを与えることが有利にはたらくとは思えないのです。できる限りリラックスした状態でレフリングできるような環境を作るほうが良いと思います。

レフリングに対してサポーターがざわつけば、それは選手にも伝播するでしょう。サポーター以上に身近でレフリーと接していている選手はサポーター以上にレフリングに敏感だと思います。これまでも選手がレフリーに不信感を持っていた試合では、良いプレーができていないように感じたことも多くありました。選手とレフリーの間に緊張が走った時に、サポーターにはその緊張をほぐすような応援の仕方を考えたほうが良いのではないかと思います。

レフリーを相手に戦っても得るものは何もないのです。

次の試合

J1-第2節
7月4日(土)19:00 
等々力陸上競技場
鹿島アントラーズ

コロナウイルスの影響でリーグが中断してから4か月余りが経過して、いよいよ第2節が開催されます。無観客試合として開催されますので、ホーム感がどれだけあるのかわかりませんが、DAZNを見ながら応援したいと思います。

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