2020 J1-08節 ガンバ大阪戦

試合情報

2020年 J1リーグ 第8節

8月1日(土)19:03 KO

パナソニック スタジアム 吹田

ガンバ大阪 vs 川崎フロンターレ

試合結果

ガンバ大阪 0 – 1 川崎フロンターレ

得点者

  • 大島(48分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

旗手 小林 家長

大島 田中 脇坂

登里 谷口 ジェジエウ 山根 

ソンリョン

フロンターレ交代選手

  • 三笘 in、脇坂 out(46分)
  • 下田 in、大島 out(73分)
  • 守田 in、旗手 out(73分)
  • ダミアン in、小林 out(85分)
  • 宮代 in、家長 out(90+1分)

横綱相撲で連戦スタート

夏の連戦スタート

試合後のコメントで家長選手が言っていましたが、「めちゃ暑かった」ようです。梅雨が明けていよいよ厳しい気象条件下での試合となりました。Jリーグサイトの記録では気温30.3度、湿度26%となっています。13連戦の初戦からこの連戦は簡単ではないぞと思わせる厳しい気象条件でした。

このJ1-8節G大阪戦から9月12/13日に予定されている16節広島戦まで、ルヴァン杯も含め中2~3日で13連戦が予定されています。酷暑・連戦で今後どんな試合内容になるのか予想ができませんが、メンバー交代がうまくいっているフロンターレは他のチームよりはダメージが小さくて済むと思ってよいでしょうか。

宮本監督に初勝利

G大阪戦といえば「打ち合い上等」の試合が良く見られましたが、宮本監督の下でそんな試合になるわけがありません。しっかりフロンターレ対策をして選手のポジションも変えてきました。そもそもフロンターレ対策はそんなに難しく考えることはないと思います。

フロンターレ対策の基本は前線からプレスをかけてゲームの組み立てを自由にさせないことが軸です。この試合G大阪はうまいポジションを取りながらフロンターレのリズムを出させないことに成功していたように思います。

暑い中である程度は想定内だったのではないかと思いますが、フロンターレはG大阪にボールを持たせるときにはしっかりとブロックを作って守ることを選択しました。危ないと思われるシーンは、ミスから生じたポストをたたいたシュートぐらいしかありませんでした。点を取るまで苦労しましたが、最終的にはG大阪との力の差をしっかり見せつけることができたと思います。

暑い中どこまでやるのか、できるのか

関東地方でも梅雨明けが発表されしました。今後暑さが続くと思われますが、そのような厳しい条件の下でどこまで戦えるのか考えさせられます。どの試合も3点狙うと公言している鬼木監督です。しかし、リードしているときでも積極的に追加点を目指すことができるのか、どこかで省エネサッカーに転換する必要が出てくるのでははないでしょうか。

得点が増えることは見ていて楽しいですし、その楽しさをサポーターに提供しようとしているのが今シーズンのフロンターレです。しかし、目標は優勝なので選手が疲弊し連戦に耐えられなくなっては意味がありません。得点の多い見ていて楽しい試合と勝利のバランスをどのように保つのか、梅雨明け後の連戦のスタートとなるG大阪戦でそんなことを考えさせられました。

不安と期待

接戦ではミスが命取りに

点をたくさん取っているときには目立たないものですが、接戦になると細かいことが見えてきます。この試合でびっくりするようなミスをしたのは山根選手です。以前のブログで「攻守に一喜一憂しそうだ」と書きました。

何はともあれあのクリアはいけません。あのキックミスも褒めらたものではありませんが、それよりも自陣ゴール前で中に向けてクリアする癖があるようです。メディアではミッシングピースが埋まったとか言われていましたが、そう簡単ではないことがわかりました。連戦中に守田選手を併用するのか、まだ見ぬジオゴマテウス選手の試すのか、手を打つ必要はありそうです。

ボールが収まらないセンターフォワード

怪我からの復帰後、途中出場で2試合4得点とゴールを量産した小林選手。2試合連続の先発となるこの試合では守備力の高いG大阪とはいえ全くボールが収まりませんでした。ボールを収めることを得意にしている選手ではないので、期待値が高すぎるのかもしれません。ただ、4-3-3フォーメーションのCFは真ん中に一人しかいませんので、ある程度拠点になることが重要です。

ダミアン選手と小林選手の特徴が大きく違うため、同じことは期待できませんが、4-3-3で戦うにはダミアン選手のほうがフィットしているように思います。小林選手が自分の特徴をこのフォーメーションで活かす為にはまだ工夫が必要です。

インサイドハーフの得点力

4-3-3の超攻撃的サッカーといわれてスタートした今シーズンでしたが、得点を挙げるにはインサイドハーフの得点力が重要と思っていました。シュート力のある選手が移籍で出てしまったので、残る選手が得点をあげなければなりません。

昨シーズンの実績から、今シーズンも得点を量産するだろうと思っていた脇坂選手でしたが、未だ1得点とゴール数が増えていません。プレー内容は良いのですが、シュートが枠から少し外れてしまっています。誤算といえば誤算ですが、1度でも得意のミドルシュートが決まれば、ギアが上がるものと期待したいと思います。

この試合で決勝点を挙げた大島選手はすでに今シーズン2得点目です。昨シーズンの得点数に並びました。パスを供給する側として評価が高い選手でしたが、この試合ではスペースを見つけてボールを受ける能力の高さも見せてくれました。得点のシーンは、ボールを持っていた田中選手から、相手中盤選手の裏にスペースを見つけ、フリーでボールを受けてドリブルすることができました。シーズンを通してどんな選手に変貌していくのかとても楽しみです。

奮闘する選手たち

田中碧

相手に囲まれて窮屈なプレーを強いられることになりましたが、前半は慌てることなくミスをしないでリスクを少なくプレーしていた印象です。後半の躍動感あるプレーぶりにもう一つ上のレベルの選手になりそうな予感です。A代表に定着してほしい選手です。

三笘薫

前節初ゴールを挙げてメディアでも取り上げられることが増えてきました。プレー内容はまだまだだと思いますが、それは三苫選手が一番わかっていると思います。自分自身に対する厳しいコメントを見ることも多く、うわつくことなく成長してくれるものと期待しています。

家長昭博

家長選手はウイングで一番輝くと言ってきましたが、この試合ではインサイドハーフでの良いプレーが見られました。攻撃的な戦術があっているんでしょうね。どのポジションでも頼りになる家長選手。気は早いですがMVP候補の筆頭と思っています。

次の試合

ルヴァンカップ GS-第2節

8月5日(水)19:00 KO

県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ

ルヴァン杯はレギュレーションが変わって、グループステージはホーム&アウェイではなくグループ内1試合ずつの合計3試合になりました。トーナメント戦のプライムステージに進出するためには、グループの1位になるか、各グループ2位の4チームのなかで一番良い成績を納めなければなりません。

ずいぶん調子を上げてきた鹿島が相手ですが、油断せずに再びたたいておきましょう。先発メンバーにも注目です。

https://www.jleague.jp/leaguecup/2020/history/outline.html

大会概要:2020JリーグYBCルヴァンカップ:Jリーグ.jp