2020 J1-14節 横浜Fマリノス戦

試合情報

2020年 J1リーグ 第14節

2020年9月5日(土)18:03 KO

日産スタジアム

横浜Fマリノス vs 川崎フロンターレ

試合結果

横浜Fマリノス 1 - 3 川崎フロンターレ

得点者

  • マルコスジュニオール(2分、横浜)
  • 三笘(33分、川崎)
  • 家長(48分、川崎)
  • 三笘(50分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

三笘 ダミアン 家長

大島 守田 脇坂

車屋 谷口 ジェジエウ 山根

ソンリョン

フロンターレ交代選手

  • 旗手 in、脇坂 out(46分)
  • 小林 in、ダミアン out(46分)
  • 登里 in、ジェジエウ out(55分)
  • 齋藤 in、三笘 out(73分)
  • 田中 in、大島 out(89分)

疲労との戦い

走る横浜Fマリノス

前半2分にあっという間に失点してしまったフロンターレ。最終ラインの疲労は気になっていましたが、Fマリノスの勢いを正面から受け続け、連続失点の可能性をも覚悟しました。きつい時間帯が続きましたが、慌てずに落ち着いてプレー出来たのが良かったと思います。

Jリーグサイトのトラッキングデータのランキングを見ると、走行距離、スプリント回数共に横浜FMが1位です。これは想像の範囲内でした。しかし驚いたのは、1試合毎のチームの走行距離ランキング20位内に横浜FMが10試合の試合でランクインしていることでした。他のチームが束になってかかっても敵わないぐらい走っているのです。

疲労との戦い

走る横浜の最大の敵は疲労でしょう。この試合でも後半に入ってから運動の質、量とも低下していきました。シーズン開始後も積極的に補強を続けていましたが、この試合を見る限りチームに溶け込めてはいないようです。

当然フロンターレも疲労からは逃れられている訳ではなく、特に最終ラインには疲労の影響が見て取れます。攻撃の選手を次々に投入する為、ベンチにいる守備の選手は毎試合最小限です。調子を上げてきた守田選手が未然にピンチの芽を摘んでいるのが救いです。厳しいコンディションでも相手を潰すジェジエウ選手や見事なスルーパスを通した谷口選手にレベルの高さを感じます。

定番の攻撃、予想できない攻撃

破壊力満点のウイングプレーヤー

横浜FMの外を捨てる守備は明らかに弱点となっていますが、フロンターレはあっという間に攻略してしまいました。1点目は三笘選手のドリブルからでした。大きく左サイドに開いた三笘選手には横浜FMはノーマークでしたので、三笘選手は好きなようにドリブルをして慌てて戻った相手DFの股の間を抜く見事なシュートを決めました。3点目は後半から出場した旗手選手と三笘選手の2人で決めてしまったようなものです。左右に大きく振る攻撃に相手DFはそこにいるだけで、まともな守備ができていなかったと思います。今年入団した新人が、2人のコンビネーションによる得点パターンを持っていることはフロンターレの好成績に貢献していることは明らかです。

どこでも飛び出していくインサイドハーフ

2点目は左サイドを谷口選手からのパスで抜け出した大島選手が上げたセンタリングを家長選手が決めたものでした。今シーズンの大島選手の変貌には驚かされます。どちらかといえば人を使うことが得意だった大島選手でしたが、インサイドハーフのポジションで起用される今シーズンは自分が使われることを強く意識しているように感じます。スルーパスを受ける側になるとはちょっと驚きですが、スペースを見つける能力はパスの出し手のみならず受け手としてのプレーにもつながっていると思います。

豪雨の中でも水たまりができないピッチ

テレビ観戦でしたが、後半半ばの雨は本当に酷かったです。それでもピッチに水が溜まっている様子もなく、さすが国際大会を数多く開催しているスタジアムでした。ピッチ管理者には敬意を表したいと思います。

奮闘する選手たち

三笘薫

既にフロンターレの必殺技として認知されている三笘選手。シーズン当初は相手がボールを持っているときの動きにぎこちなさがありましたが、周りからの声掛けもあるのでしょう。消えている時間帯がなくなってきました。常にフレッシュな状態で試合に臨める起用法法も三笘選手の能力を最大限に発揮させることにつながっていると思います。

ジェジエウ

広いエリアを谷口選手と二人でカバーしているジェジエウ選手。横浜FMのブラジル人選手を好きにプレーさせませんでした。時折見せるボールを持ち上がるプレーやなかなか決まらないスルーパスを見ているとドキッとすることもあります。セットプレーから得点を決めればプレーに浮ついたところがなくなるのではないでしょうか。

車屋紳太郎

出場機会の少なかった車屋選手ですが、出場すればよいプレーを見せてくれています。三笘選手の内側や外側を追い越していく積極的なプレーは登里選手に刺激を受けたものなのかもしれません。まだまだ活躍する場面は増えてくると思います。

次の試合

J1-15節 9月9日(水)18:30KO

等々力陸上競技場

ヴィッセル神戸

ルヴァンカップで大きなダメージを与えたと思いますが、神戸がどのぐらい反発できるのか、それにフロンターレが見せる戦い方に注目です。簡単な試合にはならないでしょうが、ホームですのですっきりと勝ってもらいたいです。