2020 ルヴァン杯 準々決勝 ヴィッセル神戸戦

試合情報

2020 ルヴァン杯 準々決勝

2020年9月2日(水)19:03 KO

ノエビアスタジアム神戸

ヴィッセル神戸 vs 川崎フロンターレ

試合結果

ヴィッセル神戸 0 - 6 川崎フロンターレ

得点者

  • 小林(7分、川崎)
  • 小林(13分、川崎)
  • 斎藤(21分、川崎)
  • 家長(46分、川崎)
  • 脇坂(72分、川崎)
  • 宮代(87分、川崎)

フロンターレ先発メンバー

斎藤 小林 旗手

大島 守田 家長

登里 谷口 ジェジエウ 山根

ソンリョン

フロンターレ交代選手

  • 三笘 in、旗手 out(60分)
  • 田中 in、家長 out(70分)
  • 脇坂 in、大島 out(70分)
  • 車屋 in、登里 out(80分)
  • 宮代 in、小林 out(80分)

神戸の自信を打ち砕く勝利

神戸は過信しすぎたのか

神戸の選手の試合前のコメントは強気なものが目立ちました。それもそのはずで、2019シーズンのJ1-27節と天皇杯での勝利。そして先週のJ1-24節は引き分けながらもフロンターレに対して自信を持ち始めていたと思います。その神戸を見事に大破し、神戸のフロンターレに対する自信を打ち砕いた試合になりました。結果は6-0。シュート数は20-3と完勝です。

イニエスタ選手がフルで出場できない中で、酒井選手、西選手、山口選手があれだけミスをしてしまうとガタガタになるのもやむを得ないのかもしれません。チーム全体の底時からという面ではフロンターレのほうがまだまだレベルが高いと思います。来週もう一度対戦がありますのでどれだけ立て直してくるのか注目です。

襲いかかるようなプレス

先制点は山口選手を囲んでボールを奪ったものでした。2点目はトラップミスをした酒井選手が体勢を悪くしてバックパスしたときに連動してプレスをかけ山根選手がボールを奪取したもの。5点目は脇坂選手がボールをかっさらったところからのゴールでした。見事なハンターぶりでした。

先週のJ1-24節で見事に西選手のゴールで失点してしまいましたが、この試合では齋藤選手がしっかりとやり返してくれました。2点目のシーンで齋藤選手から小林選手へのパス出す前には西選手をくるくるさせ、3点目のシーンでは齋藤選手が西選手を置き去りにしてうまく大島選手からボールを引き出しました。やはりサイドでの攻防に勝利することが試合のペースを掴むうえでの大切さを実感した試合でした。

選手起用

鬼木監督の凄み

4日前のJ1-13節清水戦で中村選手が復帰しました。けがで離脱中の長谷川選手の復帰もそう遠くはないと思いますが、チーム内の競争が一層激しくなってきます。最終ラインを除く各ポジションに2人以上先発メンバーとして出場してもおかしくない選手がそろっています。連戦の疲労を考慮してのことだとは思いますが、清水戦には齋藤選手と宮代選手を先発に起用し、調子が良いことを確認するとこの試合にも齋藤選手を続けて先発に起用しました。

トレーニングから良いプレーをしていたようですが、これまでの試合で好調だった選手に変えて新しい選手を起用することはそんなに簡単なことではないと思います。選手を公正に見る目と自分に良いと映った選手を迷いなく起用する鬼木監督の胆力には敬服します。その齋藤選手が良いプレーをするのですから、他の選手にも良い影響を与えているはずです。

興味があって監督の年俸のサイトをのぞいてみました。その情報の信頼性は置いといて、鬼木監督の年俸はJ1リーグ18チーム中11位です。日本人監督の中でも、FC東京の長谷川監督、浦和レッズの大槻監督に続いて3位(同額に3名)となっていました。毎年タイトルを獲得している監督なんですから、もう少し考えてもらいたいと思います。

脇坂泰斗の雄叫び

新入団の選手が華々しい活躍を見せていますが、脇坂選手は再開後ほぼ毎試合先発メンバーに名を連ねています。プレーレベルはとても高く、相手の嫌なところに入り込んではボールを受けて、味方に供給するプレーは今のフロンターレにはなくてはならない選手と思います。しかし、周りがこんなに活躍してしまうと自分もゴールという結果が欲しかったのは間違いないでしょう。

そんな脇坂選手が相手のボールを奪ってゴールを挙げた瞬間にはテレビの前でこぶしを握り締めてしまいましたが、それ以上に脇坂選手本人の雄叫びにはびっくりしました。ほしかったゴールへの喜びとまだ俺もいるよとのアピール。これからの活躍をますます期待してしまいます。

奮闘する選手達

守田英正

最近はここで取り上げることの多い守田選手。数試合前まではアンカーは田中選手しかいないぐらいの考えだったのですが、今や守田選手の安定感は抜群に思います。ひと皮もふた皮も向けた感じがします。ここにもチーム内競争の影響が出てきています。ミドルシュートを決められるようになると日本代表への返り咲きも遠くない時期に達成しそうな勢いです。

家長昭博

久しぶりに大島選手の隣で楽しそうにプレーしていました。やはり中村選手とか大島選手とパス交換するのが好きなんでしょうね。周りの選手の好調さもあって家長選手への負担は減ってきていると思いますが、そんな中で楽しそうな姿を見るのもまた良しです。

宮代大聖

漸く初ゴールとなりました。齋藤選手からの矢のような速いパスを見事にコントロールしてシュートへ。大物の片りんを見せました。これで肩の荷が下りてもっとリラックスしてプレーできるようになるでしょう。ゴール量産を期待しています。

次の試合

J1-14節 9月5日(土)18:00KO

日産スタジアム

横浜Fマリノス

またまた強豪が相手です。次々と補強を続けている横浜Fマリノス。優勝すると資金が豊富にあるってことがわかりますね。破壊力満点の攻撃陣をどのように止めるのか前線からの守備が効くことはこの神戸戦で分かったはずです。しっかりと昨年の王者を叩いて首位街道を突っ走りましょう。