AFCアジアカップ 日本代表 決勝カタール戦

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試合情報

2019 AFCアジアカップ 決勝戦

2019年2月1日(現地時間18:00キックオフ)
日本 1 – 3 カタール

得点者:
カタール ALMOEZ ALI(12分)
カタール ABDELAZIZ HATIM(27分)
日本 南野(69分)
カタール AKRAM HASSAN AFIF(83分)

AFCアジアカップ終了

正月休みを返上して日本代表として活動したスタッフ、選手の皆さんお疲れ様でした。2018年のロシアワールドカップ後に招集された新生日本代表の真の実力を見ることができたAFCアジアカップが終了しました。

アジア全体の印象

カタールの初優勝となりました。2022年ワールドカップ開催国のカタール。新しい国が台頭してくるときには勢いが違います。決勝戦後のセレモニーをみていて、初めてタイトルを取ったチームの喜び方は見ていて気持ちのいいものだと感じました。日本代表が初めてアジアカップで優勝した1992年の広島大会や初めてワールドカップの出場を決めた1997年のジョホールバルでの戦いを思い出しました。カタールの今後も期待しましょう。

その一方で、アジアの強国として地位を築いていたオーストラリアや韓国が早くに敗退し、停滞している様子も窺えました。決勝トーナメントまでは中東の強国イランやサウジアラビア、UAEが頑張っていた印象もありましたが、総じて言うとアジアのレベルが低いと感じられた大会でした。

東南アジアのチームの健闘がたたえられていますが、それはアジアのレベルが上がったことにはなりません。底辺が実力を上げてきたけれど、以前から強国と言われていたチームの実力は下がっているのではないかと思います。

何しろ日本のFIFAランキングは現在50位。ランキングがすべてではありませんが、現行の計算方法の元では、2011年に13位まで上がっていたこともあります。世界の進歩に明らかに置いていかれています。

選手のコメント

試合後の選手のコメントを様々な方法で読むことができますが、取材者に脚色されて報道されたりしますので、そのまま受け取るべきではないと思っています。それを分かった上で気になったコメントが2つありました。

長友選手は国際親善試合はアウェイでやるべきだと提言しました。

ホームでの親善試合は相手が明らかに手を抜いている。特に強豪はね。そこで勝ったとしてもなんの意味も持たないんじゃないかなと思いますね。

こんなことサポーターなら分かっていることです。アウェイで試合ができない主な理由はスポンサーの絡みだと想像しますが、実際に試合を戦っている選手からこんな意見が出きました。協会がどのように対処するか見ていきたいと思います。

酒井選手は、2失点目についてこんなコメントを残しています。

あそこのエリアはロッベンだったりネイマールだったら、10本打てば8本から9本は入る。PKと同じくらいに注意しないといけない、、、Jリーグだと入らないかもしれないけど…

あの失点時にフィールド上にいたのはGK権田選手を除いてすべて外国でプレーしている選手でした。あのシュートに油断していたのはJリーグの選手達ではありません。

こういうコメントが多くの人の目にとまり、Jリーグ所属の選手への見る目にバイアスをかけるのではないかと思います。本当に酒井選手が言ったのですかね。脚色はされていると思いますが。

7試合戦えたAFCアジアカップは目的を達成

日本代表の実力を認識する

イラン戦の記事でも言いましたが、7試合本気の相手と試合ができたことは本当に良かったと思います。2018年9月から新生日本代表はあのウルグアイも破って5戦5勝でAFCアジアカップを迎えました。ワールドカップの勢いを受けて日本代表が世代交代しながら強くなっているのではないかとの印象を与えてきましたが、実はそうでもないということがはっきりしました。

ワールドカップ後からAFCアジアカップまでの日本代表チームを見ていて、間違いなく2022年の中心メンバーになると思われるような選手はまだ現れていません。現行の選手達だけでなく、新たな選手もどんどん試してくことになるでしょう。

新しい選手をどんどん試す時間はまだある

サッカーの世界で本気の試合はワールドカップとAFCアジアカップだけです。AFCアジアカップが終了したので、次の目的はワールドカップです。日本代表が参加する2次予選は2019年9月からスタートです。

ワールドカップの2次予選抽選では日本はシードされるでしょうから、対戦相手に強豪国は入りません。最終予選は2020年の後半に始まりますが、ある程度試しながらも勝ち進んでいけるでしょう。それまでにどんどん新しい選手を試していって欲しいと思います。

3、6月のキリンカップ、6月のコパアメリカでも同じような選手で戦っているようでは先が危ぶまれますが、どうなるでしょうか。

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